えいこ

関西在住のアラフィフ大学教員。旅行、読んだ本、たまに研究のことなど、心に移りゆくよしな…

えいこ

関西在住のアラフィフ大学教員。旅行、読んだ本、たまに研究のことなど、心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書き連ねます。基本的にフォローバックは致しません。

最近の記事

ゴールデンウィークとウナギ

今日の授業でどうも学生がソワソワしていると思ったのですが、それもそのはず、私の授業が終わったら待ちかねたゴールデンウィークなのですね。それは確かに心ここにあらずになるか(苦笑)。 この時期になると必ず思い出すのが大学1年のゴールデンウィークのこと。 前にも書いたように、私が大学生になったときはサークル勧誘花盛りでした。気になるところを見学しにいくと、すぐに「新歓コンパだ」といってゴハン食べさせてもらったりしたものです。たくさんのサークルを見に行っていろんな先輩と話をして、

    • BBQが苦手

      ゴールデンウィークは何をするのかと私のゼミの学生に聞いたら、「みんなでBBQ」ですって。それは楽しそうですね~。 他人事だと思うとBBQは楽しそうなのですが、私自身はBBQが苦手。私は肉をあまり食べないのに、BBQでは野菜の存在が「つけたし」的。ピーマンとかタマネギがぞんざいに網に置かれて気が付くと焦げているのですよね。そうならないように気を付けて見ていると、そっちが気になってしまって会話を楽しめない(苦笑)。 さらには散々騒いで後片付けをろくにせずに酔いつぶれる人を今ま

      • サークル勧誘

        私が大学生になった数十年前の入学式では、サークル勧誘が花盛りでした。 都内の大学だったので、学内サークルだけでなく学外サークルもわんさかあって、それはそれはたくさんのビラをもらったものです。 手渡しだけでなく学内のあちこちにも勧誘のポスターが貼ってありましたが、当時はインターネットもSNSもスマホもありませんから、連絡手段は電話のみ。つまりどのポスターにも連絡先になる部長の電話番号(自宅の場合は自宅の電話番号ってことね)が書いてあったわけ。個人情報ダダ洩れの時代ですね。

        • 嫌な人のことを考えない

          「この人のこういうところが嫌だ」 と公言してはばからなかった方のお仕事ぶりが、この方が非難していた人に近づいていてなんだかゾッとしました。 上司や同僚など、日常で顔を合わせる人はどうしたって一緒にいる時間が長くなります。相性が合えば何の問題もないのですが、相性が悪いとか、どちらかが嫌っているとか、あるいは双方が嫌っているとこの時間が苦痛になってしまいます。 「嫌」という自分の感情に対してなぜ嫌なのかと分析するには、その相手を観察しなくてはなりません。観察して、こういうと

        ゴールデンウィークとウナギ

          日曜日に読んだ料理小説

          昨日はオットがリクエストしていた本を取りに図書館へ。で、先に私が読む、と。 まずは「弁当屋さんのおもてなし しあわせ宅配篇」。 おおお、くま弁の例の二人はすっかり「ご夫婦」になっているではないの。さすがにこの2人のエピソードを引っ張れなかったのか、新しい人物、雪緒ちゃんが主役に躍り出ています。 あっという間に読み終わって続編の「弁当屋さんのおもてなし しあわせ宅配篇2」へ。 雪緒ちゃんの前職のあれこれとか、前職でご縁のあった人とのあれこれとかが出てきます。仕事している

          日曜日に読んだ料理小説

          週末に読んだ料理小説(と旅小説)

          オットが図書館から借りてきた料理小説をむさぼり読む幸福な週末でございます。 まず読んだのが「おむすび縁結び」。 「食堂のおばちゃん」シリーズ、もう15作目ですって。新しい常連客が登場する一方、最初の頃の常連さんの登場回数も減ってきましたねー。つまりはこの作品の中でも時間の流れが正確なんでしょうけど(そう考えるとそろそろ一子さんが心配)。 これ読むたびに反省するんですよ。お店で出てくる料理は食材も調理法も凝ってなくて、これなら自分でも作れそうと思わせるようなメニューなので

          週末に読んだ料理小説(と旅小説)

          洗濯事情

          我が家の生活家電はなぜかみんな長生きで、洗濯機は20年近く、冷蔵庫に至っては30年近く使用しております(ある日突然動かなくなるのではないかと気が気でない)。 洗濯機を買った当時は「大は小を兼ねる」という考え方だったのか、あるいは「たまには寝具を洗うこともあるよね」と思ったのか、やたら大きいサイズを買ってしまいました。 大きいサイズで少量洗うのは効率が悪いので、ある程度洗濯物をためてから洗うことになります。ただ、オットはランニングが趣味なので、汗びっしょりのTシャツやら下着

          洗濯事情

          授業前・授業中・授業後に悩むこと

          今日は授業。 だいぶ前に買ったスカートを久しぶりに着用。微妙に丈が短いので膝が少し見えるんですよ。買ったときは全く気にならなかったけど、アラフィフだとイタくないか、と鏡の前で逡巡。もっとも私が気にするほど学生は気にしてないか(そもそも先生が着ているものに関心はないだろう)。 定員90人の教室に、履修者75人なので教室は割とパンパン。「やむを得ず」隣に座った人と話したら案外話がはずんだりしますよね。コロナの頃はあり得なかったシチュエーション。 3週目ともなると座る位置が固

          授業前・授業中・授業後に悩むこと

          今日はボアボードランの誕生日

          「元素手帳」によりますと、今日はボアボードランさんのお誕生日だそうです。 ・・・と言われましても、ボアボードランって誰。 という方だそうです。へーへーへー。(←よくわかってない) 私の専門は化学ではないのですが、いろいろとご縁があって、某所から毎年この「化学手帳」を頂いています。ぼーっと眺めていると楽しいです。 ちなみに「ハインリヒ・マグヌス」さんが私と同じ誕生日だそうです。マグヌスさん・・・? マグヌス効果・・・。ごめんなさい、わかりません。

          今日はボアボードランの誕生日

          君は地元をわかってない

          地域活性化のキーは「よそもの、わかもの、ばかもの」とよく言われますよね。 大学生と話していてよく思うのは、自分の地元を全然わかってないなということ。 私は旅先でその土地の名物料理とか銘菓を探すのが好きなので、大学生にもよく尋ねるのですが、みんな口をそろえて言います。「ウチの地元に銘菓なんてない」。 「どこ出身?」「愛媛です」「いろいろあるじゃない、母恵夢とか坊ちゃん団子とか一六タルトとか」と私が言うと、「えっ、でもそれって全国にありますよね」。 という一連の流れが定番

          君は地元をわかってない

          一緒に仕事をしにくい人

          今日なんとなく考えていたのですが。 「本当は出来るのに、あえて手抜きをしている人」と、「一生懸命やっているけどどこかズレてる人」とでは、どっちが手ごわいですかね。 「本当は出来るのに、あえて手抜きをしている」場合は、本人が意志を持って「手を抜いている」わけですからね。そもそも完成度を上げようと本人が思っていないから、得られるものはビミョーな結果。 「一生懸命やっているけどどこかズレてる」場合、本人は手を抜かずに頑張っているけど、頑張る方向性が違うので、こちらも結果として

          一緒に仕事をしにくい人

          彼女にとっての「めんどくさい」は私にとっての得意分野

          誰だってめんどくさいことは嫌いじゃないですか。 ただ、その「めんどくさい」は人によってずいぶん違うのですよね。それに気づかされたのはだいぶ前の、職場のイベントのこと。 当時の職場では定期的に「お食事会」が開催されていて、幹事は持ち回りでした。たまたま私が幹事に当たったとき、一緒に幹事をすることになった方が全く違う部署の方でした。つまりはほぼ初対面。 お互いがどんな人なのかもわからず、まずは恐る恐る自己紹介を兼ねてのミーティング。 一発で分かったのは、「この人とめちゃく

          彼女にとっての「めんどくさい」は私にとっての得意分野

          ドラッグストアのサンプル→CMの記憶

          先日ドラッグストアに行ったら「あちらのカウンターで日焼け止めのサンプルお配りしてます」と声をかけられました。 タダより安いものはない、ということでいそいそとカウンターに行き、1回分のサンプルをもらってその場でも手の甲に塗らせてもらいました。なかなか良いではないの。 帰宅してからチラシを見たら、コーセーの「INTELLIGE」とありました。「いんてっりじぇ」って聞いたことないブランドだなあと思った次の瞬間、カタカナで「アンテリージェ」とあるのを発見。アンテリージェ!! 瞬

          ドラッグストアのサンプル→CMの記憶

          「セラピスト」を読んで

          このところ、軽い料理小説ばかり読んでいたので、久々の「読み応えのある本」でした。 この著者の作品で最初に読んだのは「絶対音感」。 読んだのはもうずいぶん前(下手したら20年くらい前?)。とにかく目からうろこの話が多くて夢中になって読みました。私自身は高校時代に合唱部だったのですけど、絶対音感がなくてずっと劣等感があったのです。当時この本を読んでいたら、もうちょっと気楽に音楽と向き合えたかもしれないのにーーー。 次に読んだこの方の作品は「青いバラ」。 膨大な取材をもとに

          「セラピスト」を読んで

          春はおちこみ

          なんといいますか。 起きて朝イチにスマホチェックして、高校時代の先輩がガンで急逝されたというお知らせがきているのに気づいてショックを受けました。ほんの数日前にFacebookでこの先輩の元気な投稿を見たばかりだったというのに・・・。 車をこすられました。いや、当て逃げされたわけではないし、相手は極めて常識的な方だったのですけど、車をこすられたというのはガックリするものですね。 昨日の実習で、学生が使ったあとに微妙に余っていた素材(長くは取っておけないもの)を処分したので

          春はおちこみ

          先生のインスタを探さないで

          SNSはFacebookとInstagramをやっています。 Facebookでつながっているのはほとんど学生時代の友達で、投稿の共有範囲もこの友達に限定しているので、パーソナルな話をガンガン書いています。 一方Instagramは今の大学に勤務しはじめてすぐに、学生に「先生もやりましょうよ」と言われて学生に設定してもらったものなので、実名で全世界発信型(!?)。なので「誰に見られてもいいように」投稿していました。 「誰に見られてもいいように」というのは、つまりは毒にも

          先生のインスタを探さないで