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線より向こう、線よりこっち

例えば、小学校のとき。教壇にいる先生と教室にいる生徒たちとの間には見えない線があって、「線より向こう」「線よりこっち」は混じり合いません。それは先生-生徒だけでなく、店員-客とか、テレビに映っている人-テレビを見ている人、でも同様。

職場でも「決定を下す人」と「決定を待つ人」の間には線があって、「線より向こう」は自分とは関係ない未知の世界だと思っていました。

しかし年を重ねるというのは恐ろしいもので、知らない間に線を越えている場合もあるのですね。気がつくと、自分が決定を下す側に回っているのです。

今日、重要な書類がやってきました。一週間以内に審査して、決定を下さなくてはなりません。私から見ると線の向こう側、決定を待つ人が、どんな思いでこの書類を作ったのかと思うと・・・。



ボコボコにしてやりますか(愛情を込めて)。