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流しまつり縫い。時間は有限。

子ども(高校生)のスラックスの裾上げを、
自分から引き受けた。

しかし、なかなかやる気がでない。

子どもが自分で裾上げの方法を調べていたので、
自分でやるのかなあ、と思いつつも、
私、お母さんだしなあ。
以前、制服の裾上げもやってあげたし、
やってあげるべきかしらね・・・と考え、
急ぎじゃなければ、やってあげようか、と(控えめに)声をかけた。

子どもは、最初からそのつもりだったのか、
「いいの?お願い!」とスラックスを差し出してきた。

引き受けちゃった。

まず、子どもにスラックスを履いてもらって
長さを測る。
待ち針で印をつける。

そこまでやって、なんやかんやで夕方になってしまい
その日はここまで。

次の日、体調崩して通院。
帰宅後、重い腰を上げて、スラックスの両足の長さを合わせて・・・
途中、待ち針を抜いてしまい、両足の長さが微妙に違うことに気づく。
学校から帰ってきた子どもに、もう一度、履いてもらって長さを揃える。
もう遅いので、この日はここまで。

次の日、裾の縫い目をほどいて、いらない部分を裁断して、
三つ折りにして、アイロンかけて。
お出かけするので、この日はここまで。

もう、いい加減、終わらせなくては!
手縫いで縫う。
流しまつり縫いというらしい。
表面に糸が極力出ないように表布の糸を1,2本針ですくって縫っていく。
細かい作業だけど、無心になれる。
こういう作業、わりと好きだ。

とうとう完成!

子どもに納品。

長さも大丈夫そう。

やっと履けるね。
おそくなってごめんね。

ふー。やり切ったぞ。達成感。

にしてもやる気なさすぎ。仕事遅すぎ。時間がかかりすぎ。

話変わって。
もう一人の子(小学生)は、帰宅後すぐに宿題にとりかかる。
金曜日なんかは、週末分の宿題を金曜日中に終わらせて、
上履きも洗い終わってる。

夫も、休みの日は午前中に起きてランニングしたり、
勉強したりしてる。

わたしときたら・・・。

時間は有限。

スマホ断ちを真剣に考えなくてはと思う今日この頃。

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