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与える人は感謝を知っている。

感謝することは、感謝された人にも喜びをもたらすけど、
自分自身にも大きな豊かさをもたらしてくれる。

私はそのことを知っているから、
感謝することが、気持ちいい。
小さなことにも感謝する。

でも、世の中には感謝できない人がいる。
口では感謝してると言っていても、
どこかで、あたりまえだと思っている。
年をとると、どんどん体が思うように動かなくなっていく。
人の世話になることを、
「だってしょうがないじゃないか」と思っている。

確かに、しょうがないけど、それでも感謝できたら、自分もあたたかい気持ちになるのに……と残念な気持ちになる。

なせ感謝できないのか?
それは、その人が、人に与えてこなかったから。
自分が与えられても、その大変さやありがたさが理解できないからだ。

逆に、与えてきた人は、その一つにかける労力や時間に思いを馳せることができる。経験者だから。

それに気づいた時に、
なかなか人に感謝できない人を
「今まで与えることをしてこなかったんだから、わからなくてもしょうがないね」と思えるようになった。

年老いてから、与える人になるのは難しいのかな?
私なら、体がすべて動かなくても、口さえ動いて、話すことができたら、
感謝の言葉や、人を喜ばす言葉を言いたいな。
いい言葉は、人に喜びを与えられると思うから。
今からだって遅くない。
感謝が難しければ、
人が喜ぶ言葉をかければいい。
まずは、そこからだ。


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