見出し画像

今求められるのは「体験型研修」

この記事では、「情報インフラの急速な変化とともに、求められる研修は体験型に変わってきている」ということを書きたいと思います。

1・研修の効果測定

研修は、大切な人財育成のプロセスです。どのような研修を実施するかによってその結果も異なります。

研修もプロセスである以上、効果測定を行って定期的に見直すことをお勧めします。
研修の効果測定を行わないと、既存の研修を是として、今求められる研修内容ではないにも関わらず、同じカリキュラムをずっと継続してしまうということになりがちです。

研修は、望ましい姿になってほしいために実施をするはずですので、企業ごとの効果は何かを「指標」に置き換えて効果測定すると良いでしょう。
例えば、研修3ヵ月後の独り立ち合格率、研修1ヵ月後のモニタリング合格率、研修1ヵ月後のデビュー率、研修後アンケートの回答など様々。
今の研修が実態にあっていないと気づいた場合は積極的見直しも必要です。

2・求められる研修の変化

今はどのような研修が求められる傾向にあるでしょう。情報インフラの変化とともに、企業の研修に求められるかたちは大きく変わってきています。

昔は企業研修といえば、知識研修中心のカリキュラムでしたが、昨今、必要な情報は頭に入れずとも即座に提示できる環境が、驚くほどのスピードで整っています。
一方で、人が対応すべきお客様は特別な事情を抱えていることがほとんどです。
そのため、求められる研修は、頭に知識を入れることよりも、お客様をイメージする力、お客様にあわせて応用・活用する力の育成が求められています。

3・「想像力」と「創造力」を鍛える

「一人一人のお客様のポイントや状況・心情をを想像する」「一人一人のお客様のポイントや状況・心情にあわせた対応を創造する」ことが求められる昨今。それらを鍛えるには筋トレ同様、脳の活用、体の活用方法を、知識としてではなく体験して習得することが必要です。

自分とは異なる様々なお客様をイメージする体験。
イメージしたお客様にあわせる体験。
疑似体験を他者と共有するグループワークで、短時間でも深い体験をするカリキュラムづくり。
1つの正解を求めるのではなく、様々な工夫を生み出すことに自信をもって持ち帰ることができるカリキュラムづくり。

体験型の研修は、一人ではなくグループで実施すると、様々な方法があることを体験して知ることができます。柔軟に工夫を生み出すには、様々な工夫事例に触れて体験し共有しあうことが有益です。

体験型研修で、のびのび工夫を生み出す人財育成の支援ができると良いですね。

6月22日(木)日本コールセンター協会主催のメール研修で、「顧客体験価値向上に貢献する Eメールの書き方講座~Eメールの特性をふまえた体験ワーク型研修~」を行います。ご興味ある方、よろしければご参加ください。


よければ繋がっていただけると嬉しいです😊
✅Twitter→ @EikoSuya
✅Instagram→ value_of_life_eikosuya

ご質問・ご要望等、クリエーターへの問合せからお気軽にご連絡ください。

よろしければサポートをお願いいたします。「個の輝き」「企業の成長」「選ばれる品質」をモットーに2022年3月に起業しました。いただいたサポートは、多くに皆さまへの気づきのエッセンス提供に役立ててまいります。