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ごめんね ちくわ

お話:朝一揚羽

#創作大賞2023 #ファンタジー小説部門


あらすじ😸)
私は父の新盆の前日の晩、車を洗っていると、どこやら仔猫の声を耳に致します。清らかで、可愛らしく、何とも言えない仔猫の声でした。
でも、姿が見えない…。翌朝から、仔猫の黒い影が私の車を追いました。
近隣では、迷いネコが私の車に住み着いた…噂とその現実に心重い毎日が、この日から始まりました。仔猫の名前をチクワと私のフィアンセが命名。何故って、ちくわが大好物でしたから…。食事は綺麗に食べて、排尿・排便もどこかで…私の車のエンジンルームに住み着いたチクワは、登下校の子供たちに就活?をします。私も近隣への気兼ねから…ちくわの就活を…。でも、でも、現実は厳しく、チクワは命を自ら…。