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秋分(梨とほうじ茶)移ろいゆく水と花

一年を春夏秋冬の4つに分け、さらに約15日ごとに分けた二十四節気。農業の目安として季節の変化に対応するために中国より伝来したと言われています。

移ろう季節をより身近に感じることができたらと思い、emmyと、MayuAraiによるドリンクといけばなを二十四節気の時季に合わせ、お手紙のやりとりをしています。

今回は第六十七回目の『秋分』、emmyからのお手紙です。

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Mayuさん、こんにちは!

なかなか昼間の暑さがひかず今年は夏が長いように思っていましたが、ひと雨ひと雨、ようやくやわらいできましたね。

前回の『白露』のお手紙では、うっすら色づいた髄菜とぴんとした菊花が美しくて、秋の香りを感じました。

そしてアトリエでのお教室からあっという間に次の節気に移ってしまったのかと思うと信じられない気持ちですが、本格的な秋を迎えられそうでほっとします。


さて、秋分の今回は初秋の顔、梨を扱いました。
しゃりしゃりとした旬の梨もそろそろ大粒なのものが出てきて時期も終盤になってきました。今回は果肉にハリがあって爽やかな香りの二十世紀梨を使用しています。


今年は暑さからか毎日、本当に毎日梨を食べているのですが、ずっと口にしていたのでドリンクにアレンジしていなかったな、とふと気がつきました。

たっぷりの果汁の甘さに鼻に抜ける黄緑の香りの梨をザクザクとカットして、濃く煮出したほうじ茶に入れて火にかけます。

まろやかな酸味のへべすとハーブのディルを加え、氷砂糖と柿酢で味を整えます。

クリアで複雑味のある味わいです。
ふわっと梨とハーブが香り、香ばしいほうじ茶に淡い余韻が残ります。

秋の移ろいのような儚さのあるドリンクとなりました。


秋分といえばおはぎ。
ずっしりとあんこを包んだおはぎは好物のひとつです。
どうやらぼた餅とおはぎは同じ意味らしく、
春は牡丹が咲くことから「牡丹餅」、秋には萩が咲くため「御萩」と呼ばれているのだそうです。

新宿伊勢丹店のたねやのおはぎは見かけるとついつい購入列に並んでしまうので、引力のようなものがある気がします。

季節の変わり目、たくさん食べて整えていきましょうね。

それではまた!


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二十四節気に合わせ、季節に寄り添ったドリンクとお花の交換会をしています。
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emmy
MayuArai

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