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私たち株式会社マインドシェアは、これまで多くの顧客満足度調査(CS調査)を手掛けてきました。
「顧客満足度調査って何?」をわかりやすく伝えるために、よく
「人間でいう健康診断ですよ」と説明することがあります。

どこが元気なのか、どこか不調なのか、どこがこれから痛くなりそうなのか
それを定期的に調査する、まさに健康診断です。

CS調査は、飲食店・アパレル・ホテルなどBtoCの企業で実施されています。
実際に調査に協力した経験のある方もいるでしょう。
※BtoC:Business to Consumerの略。企業・団体が一般消費者を対象にしたビジネス形態

教育機関も、学校法人(企業団体)が学生・生徒(一般消費者)を対象としています。学校法人と学生・生徒間で金銭の授受が発生していることを考えると、ビジネスのひとつと言っても過言ではありません。

顧客満足度調査を行う理由は?

それは、自分たちの提供する商品・サービスを選び続けてもらうために、強みを延ばし、弱みを改善するためのヒントを得るためです。

ただし、人口ボーナス期は、これらの調査を行わずとも人が集まり、お金や時間をかけて調査をする意味などありません。
90年代前半がちょうどその頃にあたり、教育機関も同様だったと考えられます。
※人口ボーナス期:生産年齢人口(15~64歳)がその他の人口の2倍に達している時期で、高い生産性から経済成長を遂げやすいと言われる。

それが90年代以降、
四年制大学数は507校(1990年度)から810校(2023年度)へと303校増加
一方で、
18歳人口は約205万人(1992年)から約106万人(2023年)へと約99万人減少。

明らかに教育機関も選ばれなくてはならない時代に突入しているのです。

所属先のどこが元気か?どこが痛んでいるか?

選ばれる教育機関になるためには、何からはじめるとよいでしょうか。
広報に力を入れることももちろん必要ですが、
私たちはまず在学・在校生が満足することが不可欠だとお伝えします。

知恵を絞って魅力的な広報をして志願者を増やしても、
入学後の満足度が低ければ口コミで誇大広報としてすぐに伝わる。
それは日々皆さんも実感してるのでしょう。

皆さんの大学・学校の魅力(元気なところ)はどこですか?
期待に応えられていない(痛くなりそうな)ところはどこですか?
不満に思われている(すでに痛んでいる)ところはどこですか?


このことを全教職員がしっかりと認識し、
健康なところ延ばし、
痛くなりそうなところは予防し
痛んでいるところは改善する
ことが重要です。

まずは一度お近くの専門企業で健康診断を受診することをお勧めします

※健康の基準を作ったのが
「全国大学生満足度調査®(Students’ Satisfaction Survey®)」

です。この調査の内容について、また改めてお伝えします。

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