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自作Mini3DPrinter「Elk Micro」についてのご紹介(まだ執筆中。。。)

今、作っている自作Mini3DPrinterについてのご紹介です。
名称は、正面からの前の2つのモーターが大きなツノを連想されるので、鹿にちなんで命名しました。
完全に趣味の世界ですが、ご興味があればどうぞ
記事はまだ執筆中ですので、随時アップデートされていく予定です。
また、間違っている点や不足している部分、誤字脱字などあれば、是非、こっそりご連絡ください。

作成中の3DPrinter (2023.1.15時点)

Mini 3D Printerをなぜ作ろうと思ったか?

  • モバイルバッテリーで動作可能な、気軽に持ち運べるサイズのプリンターが欲しい

  • ついでに3D CADの勉強をしたい

  • 小さいモーターと、小さいリニアガイドが可愛い(爆)

設計方針

今回のは2代目になります。
初代はNEMA8と100mmのリニアガイドで小さいプリンタを作りたいということで始めましたが、NEMA8のパワー不足に悩まされNEMA11に変更しました。

初代 (アルミフレーム+NEMA11+MGN7Hで構成)

で、今度はアルミフレーム無しで、NEMA11モーターと100mmリニアガイドで作成できる小形プリンターを作ってみたいということで作成を開始しました。

  • とにかく構造をシンプルに、作りやすく
    (部品点数・部品種類を極力減らしました)

  • フレームは全て印刷部品で構成(印刷物サイズは最大でも一辺が18cm)
    (アルミフレームを廃止)

  • USB-PD給電で動作可能

  • 実用的な印刷品質と印刷速度

主な構成パーツ

  • モーター   NEMA11   30mm x3 (A,B,Z用)  

ステッパーモータ

構造のポイント

・安定のCore XY構成
 (可能な限り少ないアイドラー&プーリーで構成するベルトパス)
・Z軸のベッドは、実績のあるリードスクリュー方式
・制御ソフトウェアはKlipperを採用
 (RaspberryPi+MCU構成)
・アルミフレームを廃止し、3DPrinterで印刷した樹脂フレームとする
・USB-PD給電かつ非力な小型モーターで高速印刷を実現するため、印刷ヘッドは極力軽くする
 (ボーデン化及び、パーツクーリングファンは両サイド壁面に設置)
USB-PD給電で動作(USB-PDの電力量から、ヒートベッド化は断念)

USB-PDの電源モジュール

現状のspec.

2024.2.25時点。

  • プリント技術:  FDM(Fused Deposition Modeling「熱溶解積層法」)

  • プリント精度:  ±0.1mm

  • 最大プリントサイズ:  81 x 78 x 75 mm

  • ノズル数:  1個 ノズル径:  基本径0.4mm、(オプション0.2/0.8 ※未評価)

  • 積層ピッチ:  0.1-0.4mm

  • 最大プリント速度:  ≦500mm /秒 加速度:≦12,000mm/s^2

  • 最大ノズル温度:  ≦320℃対応

  • フィラメント:1.75mm 主にPLA

  • ディスプレイ:  無し

  • ヒートベッド:  無し

  • 自動回復プリント:  無し

  • ステージ:  エポキシガラス

  • 電源:  USB-PD 20V 45W以上

  • 本体サイズ:  169 x 220 x 300 mm

  • 本体重量:  1.5kg(バッテリー除く)

最後に

BOMと印刷パーツのSTLは公開を検討中だが、そもそも作ってみようと考える物好きな人はどれくらいいるんだろう。。。
まずは、組立会を実施予定(2023.3.2)

よろしければ、サポートお願いします。今後の活動費に使わせていただきたいと思います!