人はエネルギーが上がると最初の悩みはどこかに吹き飛んでいく
私は栄養セラピストですから、初回のセッションで心や体に起こっている不調の詳細を聞かせて頂きます。
最初のうちこそ、ご本人が意識している不調がどうなったか確認していますが、結構早いうちにその辺りに触れることは無くなります。
なんらかの意図を持って触れないのではなく、お互いに忘れていく感じなんです。
途中から、
どうやって照れを捨てて、旦那様に声をかけ思いを打ち明けようかとか、
得意を生かした副業戦略を考えるとか、
離婚後初めて遊びに来る娘とどう楽しむかとか、
新しいテーマが見つかって、それがうまくいくイメージをどんどん膨らませて、次回にそれがどうなったかを聞かせて頂く感じになって行きます。
できないかもしれない、となったら松岡修造モードで応援する。
うまく行っていれば、
すごい!
いいね!
やったね!
ワクワクするね!
と二人で盛り上がる。
その頃になるとふと、「あれ、この人何がお悩みで来たんだっけ?」となって過去の記録を掘り起こして見直したり。
ご本人ももう、最初に話していたことなどお首にも出さなくなっています。
私が「ああ、こんなこと言ってたんだ。」と思い出しても、これを本人と共有することはありません。
これは意図的です。
セラピストとしては「ねえ、気がついてた?あれ消えてるよ?栄養ってすごくない?」って言いたい所ですけどね。
ぐんぐん先に進んでいる人に、後ろを振り返らせる必要はないと思っています。
人は「今」しか生きられないですもんね。
kan-seling.jp
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