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PNT養成講座DAY2の学び〜私はカウンセラーではなかった〜

実はDAY2が行われたのは、2週間前。
仕事が詰まりに詰まって記事をアップできませんでした。

明日がDAY3で東京入りしている今、ようやく時間が取れてnoteに向かっています。

PNT養成講座DAY2では「傾聴」を学びました。
「カウンセリング」では、カウンセラーの座る位置、表情、相槌、どれをとってもクライアントのために明確な意図があるということを学び直しました。

私は元看護師ですので、授業で傾聴については学んでいました。
そう、知ってはいたのです。

私はかつて、看護師でありながら傾聴が苦手でした。

特にメンタルに不調を抱える方の話を聞くのが苦手で、精神科への異動だけは完全に避けていました。
それだけに明確に「カウンセラーという職業だけは選ばない」と決めていたほどだったのです。

そんな私が、栄養カウンセラーとして不安・パニックを専門とするカウンセリング会社で働き始めて4年が経過しました。

最初の頃はまだ「カウンセラー」ではありませんでした。
カウンセラーには共感や傾聴が大事だということはわかっていたのですが、

「私は栄養カウンセラーなんだから、食事やサプリメントの提案でよくしてナンボ。」

クライアント様の心にはあえて触れないようにすらしていました。
当時のカウンセリングは、カウンセリングではなく、ただの情報伝達だったと思います。

この頃は他のメソッドに逃げずに「栄養」で勝負できる!みたいに認識していたのですが、今思うと苦手を避けていただけだったと思います。

それでも栄養は素晴らしいのである程度は良くなるのですが、そこから先が進まない感じになり、何より同じパターンの繰り返しで自分がつまらなくなっていきました。

年齢や職業、訴えている不調や食生活などから個別性を踏まえた提案をしているつもりだったのですが、なぜかみんな似たような提案になるのです。

そう、本当の意味で個別性が出る情報に辿り着いていなかったのです。

これに気づき、思いっきり話を聞くモードに切り替えたところ、そこには沢山のヒントが眠っていることに(ようやく)気がつき、そこから仕事が面白くなってきました。

初期の頃のクライアント様には土下座して謝りたい気持ちです。

今のスタイルにしてからはクライアント様の改善率もよりアップして、リピーターも増えました。

そんなこんなでより一層カウンセリングの腕を磨きたいと思って、北海道から東京まで月に2回通ってまでも勉強することを決めたのでした。

今回の学びで分かったことは、

私は随分話を聞くようにはなったものの、まだまだ自分の「基準枠」の中にいて、そこからクライアント様の話を聞いていたということ。


まだまだクライアントを理解することに全力を尽くせていないことがわかりました。

私はクライアント様の話の途中で、ついつい栄養の知識に当てはめて、話が終わったらどんな提案をしていこうかとか考えているんです。

なんだったら、少し被せ気味に提案していたこともあったと思う!

これに気がついた時はちょっとしたショックでした。

こうやってカウンセラーとして成長していくということで、前を向いていきます!




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