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認知外行動

毎日同じ事の繰り返しを生きる私に、夫が認知外行動をした方がよいよと、大好きなモール泉の第一ホテルをとってくれました。

庭園露天風呂が素晴らしい、よい雰囲気のホテルなのですが…

今日イチの認知外行動は、泥沼丸太渡りでした。

トレッキング中に泥沼に遭遇、メッシュのスニーカーだった私は「引き返そう」と提案しました。

すると夫はそこにあった立ち枯れの木をメリメリと引き割って、バスーン!と渡しました。

ハルクか。

そして不安定なその上を、スタスタと先に渡って行きました。(元大工)

カマンと言う夫。

バランス感覚の無さには定評があるわたしですから、勢い付いて泥沼にメッシュスニーカーをめり込ませているビジョンしか見えませんでした。

だがしかし、ハルクは「手を広げて!」と待っています。

やじろべえのようになりながら、なんとか無事に渡りきりました。

この歳になると、子供の頃にはなんて事なかった動きが、思ったより難しくなっています。

脳内のイメージと自分の身体の動きが乖離していると、運動会のお父さんのごとく顔面から転ぶ現象を引き起こしますから危険です。

アクション映画を観ている時は主人公と同じ気持ちで危機を乗り越えている私ですが、現実ではほんの小さな泥沼を、その場にあるもので渡り切るだけでもけっこうな達成感でした。

大人になってから、こういうじみーな(体を使う)認知外行動は大事な気がします。

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