本当は、梅干と鰻の食べ合わせ、体に良いんです
えいようJoin運営事務局スタッフが管理栄養士さん必見の記事を紹介していきます。
管理栄養士さんの仕事に活かせる情報共有になるように心がけています。
また「管理栄養士の集い」のコミュニティではこういったトレンド情報や毎月のイベント実施をしています。
良かったら覗いてみてください。
記事について。
https://www.ishigamimura.co.jp/articles/column/unagi/
「悪い食べ合わせ」と聞いて思い浮かぶ「梅干しと鰻(うなぎ)」ですが、近年、この常識が変わりつつあるそうです。
「むしろ理想的な食べ合わせ」なんて意見も聞かれるように。
梅干屋としても気になるこの問題について記載されていました!
実は体に良い!梅干と鰻の食べ合わせ!
実は「鰻と梅干」の食べ合わせは、栄養的・医学的にまったく問題はなく、むしろ理にかなった相性の良い組み合わせなんです。
鰻に含まれる栄養素は、ビタミンA、B群、D、E、ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)など、人体が必要とするものがどっさり豊富で、疲労回復にも効果が期待できることから、夏バテ防止を目的に食べるという方も多いでしょう。
梅干の栄養素では、酸っぱさのもとであるクエン酸がよく知られています。疲れの原因となる乳酸を分解する作用があり、こちらも疲労回復、夏バテ防止に効果ありといわれます。食中毒防止にもなるので、夏のお弁当に梅干を1粒入れるのは本当におすすめ。
驚いたことに、クエン酸はビタミンB群といっしょに摂ることでエネルギーの代謝効率をあげるそう。
ということはつまり、「梅干のクエン酸+鰻のビタミンB群」はマイナスどころか相乗効果を生む、ってことです。
迷信が生まれた背景
昔は、鰻の脂っこさと梅干しの酸味が胃腸を刺激し合い、消化不良を起こすと考えられていたようです。
酸味の強いものも脂っぽいものも、食べると胃腸に負担をかけることになります。
片方ならまだしも、両方いっぺんに食べるなんてもってのほか。
そんな気遣いが「いっしょに食べてはならない」という教えにつながったのかもしれません。
本当に食べ合わせを紹介
■スイカと天ぷら
体が冷えると胃の働きが鈍くなり、スイカの食べ過ぎで胃液が薄くなる恐れもあるとか。また、脂質の多い天ぷらは消化に時間がかかるといわれています。
■蟹と柿
低カロリーで高タンパクの蟹ですが、鮮度が落ちるスピードが早く、体を冷やす効果があるそうです。 柿も同様に体を冷やし、消化しにくい食べ物として知られています。両方とも体を冷やす効果があるので
■きゅうりとトマト
キュウリに含まれるアスコルビナーゼという酵素は、ビタミンCを酸化させる働きがあります。 トマトの豊富なビタミンCが、キュウリといっしょに食すことで無駄になってしまう、というわけです。
きゅうりとトマトの相性が悪いなんて意外でしたね…。
今まで世間が信じ続けてきた「迷信」を覆す知識も、管理栄養士として必要な知識だと思います!管理栄養士の皆様も、このような意外性のある情報をSNSで発信してみてはいかがでしょうか?