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炭水化物や脂質の極端な摂取は寿命に影響を与える!?

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本日はこの記事について。

日本人8.1万人を9年間追跡した結果……

名古屋大学さんの研究グループより「炭水化物や脂質の摂取量が極端な食習慣が、長期的な生命予後(寿命)に影響を与える」とする研究結果が報告されました……!

研究者さんたちは、「将来の死亡リスクを考えるうえで食事バランスの重要性が示唆される」述べています。

研究について

背景

低炭水化物食(いわゆるローカーボ食)や低脂質食は注目を集めているが、このような食習慣がもたらす長期的な生命予後についてはいまだ明らかとなっていません。これはとても不安なことでもありますよね……。

研究方法

名古屋大学さんは約8万人を9年間追跡して解析したそう。
対象者の1日あたりの炭水化物・脂質摂取量(g)はどのような食品をどれくらいの頻度と量で摂取しているかというアンケートを取り、全エネルギー摂取量のうち、特定の栄養素によるエネルギー摂取量が占める割合で表しています。

研究成果

①男性の低炭水化物食、女性の高炭水化物食は死亡リスクを高める
②男性は「不飽和脂肪酸の摂取量の少なさが」、女性は「飽和脂肪酸の摂取量の増加」が全死亡リスクとがん死亡リスクを高める

長生きのために必要なのは?

この研究結果は「ローカーボ食またはハイカーボ食がよい」、「脂質摂取はできるだけ控えたほうがよい」とする食事習慣の考え方の見直しを提案するものでもあると言えます。

食事改善の提案をする機会もある管理栄養士の皆様にとっても非常に興味深い研究ではないでしょうか?
詳しい研究結果は記事リンクより御覧ください!