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-11℃の世界を初体験(または水道管凍結と戦った3日間の記録)

zenの前回投稿を読んで、リアルに私の身を案じてくださった優しい方々がいました。大丈夫、私は元気です😊(仕事以外は)。私よりも先に、水道管が悲鳴をあげました。

花巻に2年間住んでましたが、氷点下の日はめずらしく「明朝-4℃だって!水抜きしといたほうがいいよ。」みたいな会話をしていたのに、西和賀に来たら日中も氷点下が当たり前で常識がまた一つ覆されました。水抜きしても凍る水道管にどう対処するか。暮らす、と向き合う日々です。

我が家の水道設備はこんな感じ
①台所の蛇口及び給湯器につながる水道管:電熱線が入っている(24時間)
②洗面所及びトイレの水道管:毎晩水抜きして就寝
③屋外の水道:冬季は水抜きして使用しない

1日目:1月14日(-11.1℃)

朝7時過ぎ、台所の蛇口をひねる。水が出ない。ヤバい。
給湯器はどうだ。火がつかない、水が出ない。げげ。
洗面所の水道元栓を通水にする。水が出ない。げげげ、これが噂の水道管凍結…😰
トイレを流してみる。なぜかトイレだけは無事で、(便器の中は氷が張っていたが)すこしほっとする。

スポンジの表面に1-2mmの氷の板ができていた。ガッチガチ。

会社に遅れる旨連絡して、9時過ぎに役場に連絡したが、担当不在。(午後に、別の役所に電話するという同じミスをしてようやく祝日を理解した)。水道屋さんに電話してみると、午前中にはいけると思う、との返事。

水道屋さんを待つ間、zenに聞いた
①アイロンをあてる
②雪を鍋で溶かして水道管にかけ、タオルで包んで保温
 を実行。
しかし効果を感じられない

鍋で雪を溶かして、水道管にかける。破裂しないようにゆっくり…

給湯器が壊れてたらイタイなーと思いながら、PCに向かってパチパチ仕事しながら、たまに水道管にお湯をかける、を繰り返す。蛇口ひねりっぱなしで水道管破裂しないかしら…(何がNG事項なのか知らない)。不安な時間。

10時半頃、グルグルグル、、、と音を立てて、台所の水が通水。給湯器も使えた!(壊れてなかった、よかった!)。しばらく経って、洗面所も水が通ったので水道屋さんに連絡。後から町の人に聞いたら、日中の気温が上がって自然に溶けたのだろうとのこと。昼間温度が上がる日は、時間が経てば大丈夫なんだと聞いて少し安心。

だがしかし。電熱線が入ってても凍るとはどういうことか😐。この日の夜は、台所の蛇口は水を出しっぱなしに、給湯器と洗面・トイレは水抜きをして寝た。

これで完璧と思っていたら、甘かった…

2日目:1月15日(-12.6℃)

起床して、まず台所の水が出続けていることを確認する。よしよし。給湯器は…(出かける前に水抜きするのめんどうだから)このままでいいや。さてトイレを流してみる。
・・・。
水が出ない。昨日は大丈夫だったのに。何度やってもダメである。もちろん洗面所も。いやー、トイレは痛いよ、トイレは…😲。

でも前日に、時間が経てば大丈夫ということを学んだ私はとりあえずこの日は出勤した。そして21時に帰宅して、トイレがまだ使えないことを知ったのだ。

zenがトイレにストーブを持ち込み、室内を暖めていたが、まったく水が溜まる気配がない。仕方なく、手動で水を入れて対処する。4時間ほどストーブを炊いた後、火を切って水抜きをして寝た。

3日目:1月16日(-3℃)

寝る前は雪が降っていたが、気温は暖かいのか、屋根の雪が一晩中ずるずると落ちる音がしていた。起床し、台所と給湯器を確認する。問題なし(当然😤)。続けて、洗面所とトイレの水道元栓を捻ると、、、水が、、トイレに!!!水が戻った!!😭

壊れたわけじゃなくて、凍ってただけなんだーと安心すると同時に、一度凍るとこんなに時間がかかるのか…!と驚いた。なるべく凍らせないようにしたいけれど、水抜きしても凍ってしまう場合はどしたらいんだべな。

今回の学びは以下
・電熱線が入っているからって安心しない
・水抜きしても凍るときは凍る
・熱湯をかけたくても沸かす水がない⇨雪がある!
・凍ったら溶けるのには時間がかかる
・冷え込む日は水道管のある部屋をなるべく温める

何かいい知恵があったら教えてください。(水道管に銀色シート巻くとかしたらマシなのか?)




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