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■ 其の179 ■ 高齢ドライバーの事故防止策・・・半分以下に減らせるかも

高齢ドライバー / オートマ / 本気の安全対策 / ミッション


わたしが住む近くの街で、ドラッグストアーに車が突っ込む事故がありました。 この写真を見て、おぉーと思いました!

21日午前9時45分ごろ、広島県海田町南本町のドラッグストアで「車が店の壁に衝突した」と110番があった。  海田署などによると、80代男性の乗用車がバックで店に突っ込んだ。「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているという。けが人はいなかった。

中国新聞より

この車、実は4年前までわたしが乗っていたマツダの二代目デミオと同車種です。自分が長年運転していただけに、よりリアルに事故のイメージが湧いてきました。
わたしが乗っていたのは、下の写真のオートマ車です。
運転者は80代ということで、おそらくオートマだろうと思います。 
バック〔R〕に入れた状態で、ブレーキをギュッと踏むべきところで、アクセルを踏み込んだのでしょう。
あぁーやってしもうた!とショックだったと思います。
わたしだって、自分は大丈夫と思っているけれど、この先いつ同じことを起こさないとも限りません。
この手の事故が、日本中で年間に何件起きているのでしょう。

デミオ、オートマ


わたしは、こうした事故を減らすには、たとえば70歳からは、下の写真のようなミッションタイプにした方が良いと考えています。
免許をオートマ限定ならぬ、ミッション限定にするのです。
と言うのも、オートマは運転が楽なゆえに、一気にとんでもない事故を招く危険があります。池袋の暴走事故がその最たる例でしょう。
一方ミッションは手足の操作が難しい分、店舗に突っ込んだり、暴走するほどの大きな事故の可能性は低いです。それに認知機能などが落ちてくると、現実的に運転が困難になります。
現状、一律に年齢で区切るのは難しいです。それに自身が運転をやめることを決断するのも難しいです。ならば、ミッション車を運転できなくなったら「免許返納」という基準にすれば、わかりやすいし、決めやすいと思うのです。

デミオ、ミッション

ところで、かっこいい(おしゃれな)シフトレバーは、危険だと思います。若い人はいいですが、高齢者にとっては扱いづらいし、判断ミスを誘発する可能性があります。
メーカーが売れそうな車を作って販売を伸ばしたい気持ちはわかります。
しかし安全を重視するなら、シンプルで、人間の動きに即し、高齢者に間違いを起こさせないデザインにすべきだと思うのです。それが、真の人間工学ではないでしょうか。利益追求よりも、本物の安全対策を。

かっこいいオートマ



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