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空想エヂマ会 第2回目は「ツヴァイゲルト」

空想エヂマ会 第2回目は「ツヴァイゲルト」です。
言わずと知れた北海道を代表する赤ぶどう用品種であります。
日本のワイン原料用国産生ぶどう(赤白上位10品種)の受入数量としては、全体の1.1%(けっこう少ない)で、赤ワイン用品種としては10位です。
全国では225tが生産され、そのうちの195tが北海道で生産されています。
(国税庁課税部酒税課 国内製造ワインの概況製造ワインの概況[平成30年度調査分]より)
北海道の赤ワイン用品種の数量では、キャンベル・アーリーに次ぐ2位となっています。
昔から赤ワインなら「ツヴァイゲルト」、白ワインなら「ケルナー」が、北海道を代表する品種として親しまれていますねぇ。
北海道では近年、ピノ・ノワールなどの生産も増えていますが、しばらくの間は、2位の座は守りそうです。

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今回の「ツヴァイゲルト」のワインリスト

【オサワイナリー】ツヴァイゲルト ロゼ リミテットエディション 2018
【登醸造】セツナウタ 2018
【サッポロビール】北海道ツヴァイゲルトレーベ 2016
【山崎ワイナリー】ツヴァイゲルト 2017
【奥尻ワイナリー】ツヴァイゲルトレーベ 2017
【ふらのワイン】ツヴァイゲルトレーベ 2012

ツヴァイゲルトとは?

ツヴァイゲルトは1922年にオーストリアのクロスターノイブルクのブドウ栽培学および果実学連邦工科大学において、フリッツ・ツヴァイゲルト(英語版)によって、赤ワイン用のブドウ品種と して開発された。
この品種は、サン・ローラン & ブラウフレンキッシュの交配によって生まれた。
現在では、オーストリアで最も広く栽培されている赤ブドウ品種であり、カナダの葡萄園でも時折見られる。
2008年、オーストリアのブドウ農場は6,512ヘクタール(16,090エーカー)に達し、栽培地域は ドイツ国内で多く栽培されている地方は、プファルツ、ラインヘッセン、モーゼル、ヴュルテンベ ルクなどである。ドイツ以外ではオーストリア、スイス、イタリアの南チロル地方などでも栽培さ れている。南チロルには1970年代初頭に持ち込まれ、1993年に原産地呼称のDOCに認定された。
日本での栽培地域は主に北海道である。
東北地方の岩手県や那賀に県などでも栽培されている。 
ブラックベリーやブルーベリーなどのベリー系の香りや胡椒のようなスパイシーな香りも感じます。
早飲み用のものから、樽熟成されたフルボディのものまで、バラエティにとんだワインが出来ます。

今回のテーマは、「北海道のツヴァイゲルトの多様性」であります。

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余市のツヴァイゲルトの飲み比べ

【オサワイナリー】ツヴァイゲルト ロゼ リミテットエディション 2018
【登醸造】セツナウタ 2018

ドメーヌタカヒコの曽我貴彦さんをはじめ、余市では道外からの移住して新しいワイナリーを立ち上げるという人が多くなってきています。
その中でも、ツヴァイゲルトのワインをリリースしているオサワイナリーと登醸造の2018年のビンテージの飲み比べ

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北海道各地のツヴァイゲルトの飲み比べ

北海道各地で、大手メーカーやドメーヌ、自治体や企業が運営するワイナリーが、ツヴァイゲルトのワインをリリースしていますが、その違いを確かめる為の飲み比べ
【サッポロビール】北海道ツヴァイゲルトレーベ 2016
【山崎ワイナリー】ツヴァイゲルト 2017
【奥尻ワイナリー】ツヴァイゲルト 2017
【ふらのワイン】ツヴァイゲルト 2012

熟成感が楽しめそうなワインを選びました。
ラインナップ的には、重めのワインが多いかなぁ。
ツヴァイゲルトに関しては、北海道以外のツヴァイゲルトの会を開催し、再度、北海道の会をやりたいぐらいです。
本当のところ6本くらいじゃ多様性とかは、分からないからなぁ。
今の状況なので、今回も定員は6名ぐらいと想定してます。

ホントに早くワイン会が出来るようになれば良いよなぁ。

今回のワイナリーリスト
【オサワイナリー】北海道小樽市色内
【登醸造】北海道余市町登町
【サッポロビール】東京都渋谷区恵比寿
【山崎ワイナリー】北海道三笠市
【奥尻ワイナリー】北海道奥尻町湯浜
【ふらのワイン】北海道富良野市清水山

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