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現実エヂマ会 第2回目は「ロゼワイン」

日本では感じられ無いけれど、世界ではロゼワインブームで、フランスでは国内消費量が白ワインを抜いて、2位のシェアとなったそうです。
世界を意識して今回は「ロゼワイン」をテーマにしました(嘘)。
やはり年末年始ともなるとスパークリングワインやロゼワインですよねぇ。
しかし、「ロゼワイン」というテーマだと範囲が広すぎるので、どうしようか?
品種を限定するか、地域を限定するかのどちらかだろう。
地域を限定した方が、ワインの多様性やその土地の特徴が出やすいだろうなぁ。
なのでテーマは「北海道のロゼワイン」にしました。
日本ワインのロゼは、可能性があると思っているので、これから多様なロゼが、多くのワイナリーで、リリースされると良いのになぁ。
日本ワインでロゼというと、赤ワインと白ワインもつくっているから、いちようロゼワインもつくっておくか!的な立場になっている気がするのだよなぁ。
『ロゼワイン向上委員会』とかFacebookで、立ち上げる人が居ないかなぁ。
そうでもしないと。日本ではロゼワインが増えない気がする。
売れるならば、つくるワイナリーも増えるだろうしなぁ。

今回のワインリスト
【ドメーヌタカヒコ】ヨイチ・ノボリ ロゼ ド ノワール 2020
【千歳ワイナリー】北ワイン ピノ・ノワール ロゼ 2020
【十勝レガーロ合同会社】さねんころ モモイロロゼ 2018
【奥尻ワイナリー】セイベル13053 ロゼ 2014
【オサワイナリー】ツヴァイゲルト ロゼ リミテッド エディション 2018
【登醸造】セツナウタ 2018
【滝澤ワイナリー】タキザワ ロゼ 2018
【滝澤ワイナリー】タキザワ ロゼ 2020

ロゼワインとは?

簡単にいうと、ピンク色のワインのことです。
ロゼはフランス語で「バラ色」の意味で、少しオレンジがかった濃いピンクを指します。
製造法はというと、マセレーション法(浸漬法)やセニエ法(血抜き法)や直接圧搾法や混醸法などがあります。
EUは規定などによって、赤ワインと白ワインを混ぜてロゼとする事は、一般に禁じられています(シャンパーニュに限ってはこの方法が許可されていますが)、ヨーロッパのようなワイン法がない日本では、赤と白ワインを混ぜたロゼワインも販売されています。
北海道では、やはりピノ・ノワールやツヴァイゲルトのロゼが多いですねぇ。
世界では辛口から甘口のものまであり、よく冷やして白ワインに近い温度で飲まれます。
日本ワインでは辛口は、ワイン専用品種からつくられるものが多く、甘口はコンコードやキャンベルアーリーなどの食用ブドウでつくられたワインが多いようです。

余市町の2020ビンテージのピノ・ノワールのロゼワインの飲み比べ

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【ドメーヌタカヒコ】ヨイチ・ノボリ ロゼ ド ノワール 2020
2020年のみ生産されるロゼワインで、北海道内の酒販店のみに卸されるキュヴェ。
ピノ・ノワール主体で、古樽で9ヵ月熟成。
今年のみで、今後作る予定も無いらしいですが、はたして今回だけなのか。

【千歳ワイナリー】北ワイン ピノ・ノワール ロゼ 2020
余市町の木村農園さんで、栽培されたピノノワールから造られたロゼワイン。
セニエ製法で抽出したさくら色の果汁を小樽に入れて発酵。
程よい酸、軽やかなタンニンがあり、幅広い料理に合わせやすいワインですねぇ。

北海道らしい個性的なロゼワイン飲み比べ

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【十勝レガーロ合同会社】さねんころ モモイロロゼ 2018
清水町御影の葡萄(山幸・山ブドウ系品種)に野生酵母発酵、無濾過、酸化防止剤無添加、全房100%で醸造し、発泡の為の加糖をし瓶詰めして瓶内2次発酵。
醸造はさっぽろ藤野ワイナリー。

【奥尻ワイナリー】セイベル13053 ロゼ 2014
奥尻島のセイベル13053でつくられたロゼワイン。
セイベル単体のロゼワインは珍しいですねぇ。
この2014ビンテージ以降、ロゼワインはつくられていないようです(未確認情報ですけど)。

2018ビンテージのツヴァイゲルトのロゼワインの飲み比べ

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【オサワイナリー】ツヴァイゲルト ロゼ リミテッド エディション 2018
自社畑のツヴァイゲルトを初めて使い醸造したロゼワイン。
120本の限定。

【登醸造】セツナウタ 2018
ワイン名の「セツナウタ」は、飲む人の切ない気持ちに寄り添いたいという思いから名付けられているそうです。

2018ビンテージと2020ビンテージのロゼワインの熟成の変化を楽しむ飲み比べ

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【滝澤ワイナリー】タキザワ ロゼ 2018
タキザワ・ロゼはワイン用、生食用、果皮の色を問わない多品種ブレンドによるワイン。
毎年違うブレンドで、熟成の変化も楽しめます
2018年はキャンベル・アーリー、ミュラー・トゥルガウ、ケルナー、デラウエア、旅路、ピノ・ノワールの6つのワインから構成されています。 

【滝澤ワイナリー】タキザワ ロゼ 2020
2020年はピノ・ノワール、ピノ・ノワール(白ワイン仕込)、ミュラー・トゥルガウ、デラウェア、デラウェア(オレンジワイン仕込)、ケルナーの6つのワインから構成されています。 

今回は「北海道のロゼワイン」がテーマでした。
セイベルとか、ばっかりやってたらマニアックでめんどくさい日本ワイン好きしか集まらないカルト集団みたいになってしまうからなぁ。
一般の人もロゼワインとかなら、気軽に参加しやすいだろう。
「北海道のロゼワイン」と言う割には、北海道ワイン十勝ワインはこだてわいんも入ってないセレクトになってしまった。
しかし、北海道のロゼワインも、なかなか特徴があってオモシロイよなぁ。
これからは単体品種のロゼだけでなく、混醸のロゼワインなども増えていって欲しいものです。

今回のワイナリー
【ドメーヌタカヒコ】
【千歳ワイナリー】
【十勝レガーロ合同会社】
【奥尻ワイナリー】
【オサワイナリー】
【登醸造】
【滝澤ワイナリー】

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