Googleの検索ボックスに「Evernote」と入力すると，すかさず「改悪」「移行先」とサジェストされます。昨年の12月に行われた規約の改訂で，無料プランで使えるノートブック（ノートをまとめるフォルダに相当）数が250→1，ノート（データファイルや記事に相当）が10万→50と，二度見するレベルで減ってしましました。私は2015年頃から有料プランで使っていたので，今回の改訂で大きな影響は受けるわけではないのですが，苦しい台所事情のようですからそろそろ移行先を見つけておいた方が無難なのかもしれません。

　トップ画像のとおり，私が使っているのはEvernote Personalというプランです。2015年に使い始めたときは2,000円/年でしたが，その後はいろいろな制限が増えつつ2年前まで3,100円/年，現在は4,500円/年を支払っています。ただ通常のPersonalプランは現在9,300円/年です。

　半額程度お安く使えているのは，元々使っていたEvernoteプラス版といういうものがベースになっているためで，そこからプランを変更することに同意していないので，名称が統合されてPersonalになってからもプラス版の料金で使えている，という理由です。安く使えてるとは言え，まぁ移行は検討しなければならないでしょうね。

　さて，移行先に求める条件は，

1. macOS用とiOS用のアプリがある

2. Safariでクリッパー的なものが使える

3. 複数デバイスで同期が取れる

4. 基本無料で使えるけど有料でも使えるプランがある

5. Chromeでもクリッパーが使える（といいな）

6. Evernoteからノートの移行ができる（といいな）

といったところです。実はOffice 365のちゃんとした契約はあるので，真っ先にOneNoteを選択すべきなのかもしれません。でも，もうちょっとライトな使い方をしたいのです。

　私のEvernoteの使い方は，95%がwebのクリップ，5%がアイデアメモという使い方でしたので，クリッパーがあることは必須です。さらに記事を後から分類できることができれば他に望むことは多くありません。

　細かい検討はあまりちゃんとしておらず月並みな選択になりましたが，Evernoteの移行先にはNotionかUpNoteを選ぼうとおもっています。上手に使いこなせるかは分かりませんが，いずれにせよEvernoteのノートをインポートする作業から始めてみようと思っています。