オトナのタイムトライアル（OTT）という
ひとことで言うと、
「市民ランナーがトップ選手のペースメイクのもと
　トラックで自己ベストを目指す。」
そのようなレースを毎年開催しているのですが、
もともと仲間が集まって手弁当で作ってきたレースが
毎回、拡大していきながら、
いまもなお、継続している一番大きな理由が

「打ち上げが面白かった」から（笑）

ここに尽きるのではないか。
そう思うようになりました。
撤収が終わったあと、
その場にいた人全員で居酒屋にはいり、
陸上や駅伝が好きな人たちが
一緒にレースを作りあげたことに、
お互いに感謝しながら、
ビールをついだり、つがれたりしながら
延々とつづく陸上・駅伝トーク。
これが毎回本当に面白かった。
そのうち、

「OTTは打ち上げがおもしろい」

そういう噂も広まって、
OTTの撤収後、学生ボランティアのみんなから
「いまは学生で参加できないけど、
　打ち上げに参加したいんで、
  オトナになるまでOTT続けてください！」
と言われるまでに（笑）

開始当初は打ち上げも２〜３０人くらいだったので、
そのへんの居酒屋に飛び込めば大丈夫だったのですが
回を重ねていくうちに、
ついに打ち上げの参加人数が１００名を超える規模までに。
「これはもはや打ち上げではない。
　もうひとつのパーティー・イベントだ！」
と、打ち上げの進行が
レース並みに大変になったので
近年はちょっとこじんまりと
行うようになってきたのでありました。

さて、本日８月１２日。
もうひとつのOTT。OTT TALKが開催です。
打ち上げと違って、学生のみなさんも参加できるよう
日中の開催、そして学生料金も設定することにしました。
一緒に話してくれるみなさんに
「これだけは話しておきたい」というお題をください
と、お願いしたところ、
すんげー濃いタイトルがたくさん送られてきました。

■佐藤悠基選手の練習パートナー
■今井正人選手と東京
◾️女子400mH「ムハンマドの意地」
◾️男４００ｍＨ「どうするサンバ」
◾️男８００ｍ「期待がうすい時がいいナイジェル・アモス」
◾️男子短距離「ライルズのソックス」
■東海大・黄金世代を継ぐ者たち
■MGC 恐怖の内堀通り
◾️ クレイアーロンとヒリアー
◾️ 今年の青学
■桃澤くんと井上くん
■ロンドン9.98

「これだけは話しておきたい」という内容でこれですから
第一回OTT TALK。とてつもなく濃い場となりそうです。
なにぶん、はじめてのことなのでどういう場になるかは
さっぱりわからないのでありますが、
会場におこしのみなさんと作り上げていければなあと思ってます。
これらの話題に「興味ある！」という方はぜひ会場へ。
反応があればあるほど、
語り部たちの話しっぷりは熱を帯びるはずなので（笑）
１５時の開演までにチケットを申し込んでいただければ大丈夫。
ぜひ、会場に起こしください。

今朝の一枚はドイツのKonstanze Klosterhalfen選手。
2017年の世界陸上ロンドン1500m予選での果敢な走りを見て以来、
「いいなあ」と個人的に追いかけていたら、
なんとオレゴンプロジェクト入り！
そして主戦場は1500mの中距離選手だったはずなのに、
先日、5000mのドイツ国内記録を更新。
特筆すべきはその勝ち方。
スタートから飛び出し、
一人旅でナショナルレコードを叩きだちゃった。

こんな話もOTT TALKでしたいよなあ。
時間なさそうだけれども（笑）
それでは会場でみなさんとお会いできるのを楽しみにしています。
今日もよい一日を。