年末年始、人の集まる機会が増える頃。
お家に友人を招いたり、帰省してくる家族を招いたり、招かれたり。
そんなとき、気の利いた美味しいものを準備したいと思うもの。

ただ、毎回定番になっちゃうんだよね・・・
県外の人へのお土産ならともかく、
広島の人をあっと驚かせるような美味しいものって難しい。

「あそこに美味しいものがあるらしい」

知人から情報を聞きつけたマチコ。
早速、取材を申し込みしたのがこちら、
《フードグランン　ニチエー　EKI CITY店》

なんだスーパーじゃないかー

知らなければそう言ってしまうかも知れませんが
こちらのニチエーさんは高質スーパーと言える品揃え。
普通に並べられている商品も、実はバイヤーさんの厳しいチェックを
クリアした商品ばかり。

そこで、店長さんに
「お勧めの美味しいものがあると聞いたんですが？」
と調査を開始。
それはもう、嬉しそうに商品紹介をしてくださいましたよ！

店長イチオシは「発酵バターサンド」！

品の良いオジサン店長（失礼！）が大絶賛しながら
勧めてくるスイーツってどんなだ？と思いませんか（笑）
でも、これが実に大当たりなのです。

写真の発酵バターサンドは冷蔵品のため、
お店からの発送などは現在行っておらず、
お店に行かないと買えない商品です。
しかも、入荷する数が限られているため
「ある時にしかない」
という商品。

どうやら
「見つけたときは必ず買う！」
という根強いファンもいるのがこの、発酵バターサンドだったのです。

サブレが上質！バターはコク深い味わい

手作りのサブレを作ったことがある人なら絶対分かるはず！
質の良いバターと小麦粉が使われた
サックサクのサブレ。厚みも大きさもしっかり！

ね、結構大きいでしょ。（ピンぼけ写真で失礼！）

サブレの中のバタークリームには高千穂の発酵バターが
使われていて、素材にこだわるオーナーパティシエが
このお菓子に最適な高品質のバターとして選んだものだそう。
確かにこのクリーム、濃厚な味が最高に美味しい！
乳製品好きのマチコには堪らない美味しさ♬

SIRO？　どこのお菓子さん？

ただ、このお菓子、どこのブランドか知らなかったのです。
ラベルには「SIRO」って書いてあるけど、
それ、どこの？？

答えは店長の言葉にありました。
「広島の某有名菓子店で長くパティシエを務められた方が
本当に自分の納得する、満足のいくお菓子を作りたいと
始められた山奥の小さな菓子工房がSIROなんです」

某有名菓子店。その名を聞けば、広島の方ならご存じのはず。
その店から離れて自分らしい菓子作りを目指した
SIROのオーナーパティシエが作るお菓子。

原材料にこだわり、製法にこだわり、時に採算度外視で
美味しいお菓子を追求するパティシエの小さな菓子工房SIROは
広島市安佐北区にありました。

季節感を大事に

そんなイナカの小さな菓子工房ではお客さんは買いに来にくいはず・・・

そこで、オーナーパティシエのお人柄とお菓子作りへの情熱を知る
ニチエー EKI CITY店の店長やバイヤーさんはSIROのお菓子を
広島駅前のこのお店で取り扱いすることを決めたと言います。

「レモンの季節には瀬戸内産のレモンを。
栗も時期によって一番美味しい産地のものが使われています。
季節ごとに商品が入れ替わるんですよ」

発酵バターは高千穂産、小麦粉は瀬戸内産。
考えられる限りの最良の材料を使うため、工房にコストをかけず。
少しずつでも、本当に美味しいものを。

SIROのお菓子作りは大量生産型のお菓子店では
到底マネできないものなのでした。

最後にもう一つ　お勧め定番商品のプリンのこと

プリンにも色々なタイプがあって、
人それぞれに好みがあると思うのだけど
『プリンの原型』
というものがあるとすれば、それはSIROのプリンだと思います。

たまごの味。
ミルクの味。
優しい甘さと、バニラビーンズの甘い香り。
程良い固さのプリンをスプーンですくう。
つるん、と口の中に滑り込む、あの懐かしい感じ！

柔らかすぎず、固すぎず、
あまりに古典的なプリンかも知れないけど、
飽きずに食べられて、きっと誰もが好きになるはずです。

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記事で紹介した商品は　
フードグラン　ニチエー　EKI CITY店
広島市南区松原町3番1-1号
エディオン蔦屋家電１階
にて購入できます。

※ただし、時期によっては入荷しない商品もあります
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実はSIROの後にもまだまだ続いたニチエー店長の商品紹介（笑）
次回、もう少し続きを語らせてくださいな。
to be continued...