宇宙人に恋したﾜﾀｼは、ｷﾐを知っていく度に途方に暮れた。
宇宙人は甘い声で囁き、時に暴言を吐く。
ﾜﾀｼは戸惑うが、やがてどちらもｷﾐなんだと諦めた。
遠いセカイのﾜｶﾗﾅｲ言葉と感性。ﾜﾀｼは独りを噛み締める。
ｻﾖｳﾅﾗ手の届かないｷﾐ。
ｷﾐはもう遥か彼方へ行ってしまった

真冬の風邪が長引いている…。
外は荒れ狂うほど荒れていて景色はホワイトアウトで何も見えなかった…。

ﾜﾀｼは深呼吸をし呼吸をととのえた。嗄れた声をやっと発声(出して)し自分にｲｲｷｶｾﾀ。
明日のﾜﾀｼ、のんびりいこうか…と。
きっと明日は晴れるだろうから…ねっ、って。

アタマが空っぽになっていたので、ﾅﾆｶを埋め込もうとして懐かしい音楽、懐かしい小説…とりあえずﾅﾆｶをぶち込んで見たけど…。
空っぽはかわらなかった…。

ｼｵｶﾗｲ泪。

ｺｺﾛの風邪はまだなおらない…。
ｺｺﾛいたい。おｸｽﾘください。

スマホの画面を覗きながら…なぜだか泪が溢れだす…。

現実からの逃避行が終わり、現実に引き戻されてもﾜﾀｼは途方に暮れたまま立ち尽くしたままだ…。ナンの泪？と、自分に問う。
タダタダ泪が溢れて、ﾜﾀｼはﾜﾀｼに嘘をついたことを「ごめんね」って謝った。こんなﾜﾀｼでごめんね…。

愚かな、そして他愛もない1つの恋が終わった…。
いきなり現実に引き戻され途方に暮れた…。
それまでのふわふわした穏やかな恋しい気持ちは現実に押し潰されてしまって…シャキリとした。
恋愛不適合のワタシ。
また、闘いは始まりますねぇ…。
生きている限り毎日が戦場なのです(*￣m￣)

昨日までの高揚が今日はすっかり冷めてしまった…。
一喜一憂してしまう自分がとても嫌いで自分でも持て余してしまう…。
地面を踏み締めて明日も頑張れるかな…。