メガバンのインターンを初日で棄権した話
京大3回生だった俺は、将来やりたいことがなかった。
ただ、
「そこそこ頭の良い大学に入ってしまったからには、お金を稼げて、マウントを取れるような仕事に就きたい」
なんて考えてボーッと過ごしてた。
外資系コンサルや外銀のようなガチ勢が集うところに混ざるほどのやる気はない中途半端な俺は、「なんとなく」メガバンクのインターンに応募して、外面の良さと経歴だけで申し込んだ二社からインターン参加を許諾された。
いざ夏インターンの本番、俺の精神状態はボロボロだった。
将来への絶望感