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営業出身の僕が業務の自動化をおこなうにあたって直面した3つの課題。

こんにちは、僕です。今日は現在業務でトライしていることについて書いていこうと思います。AIだなんだ、RPAがなんだと世の中で騒いでますが、私自身も同じように自分の周りの業務に取り入れようと試みてます。

が、なかなかうまくいかなかった課題的な部分を整理してみようと思います。以下がその代表的な3つです。

・課題1:そもそも必要なデータがデジタルにまとまっていない問題
そもそも当たり前ではありますが、自動化するにあたってはデータがデジタルにある必要があります。FAXや質問票の紙があっても何も処理してくれませんからね。

(ちなみに、さらにそのデータが企業内サーバではなく、クラウドにあるとさまざまなサービスとつなぐことができるのでできることも広がっていきます。自社はFilemakerをメインで使っていますが、そのデータをZohoのクラウドに移行させようとしていますね)

・課題2:業務フローが整理されていない問題
はて、では何の業務を自動化しようか、と考えたときに、自分たちが手動で案内メールを送っているのを自動化しようと考えました。契約データがあり、送信先があり、送信タイミングさえわかっていれば、自動でできるなと!

ただ、分業で作業がなされていたこともあり、みなが自分の作業しかわかっていないことがまずハードル。それを全部ヒアリングして一連の流れだとこうだなと整理するので一歩前進。トータルでこうなっているなら、ここが自動化できるな、と具体的に整理できるまで意外と時間がかかりました。(最初からアタリはついているのでこの手のハードルはハードルでもなかったですが)

・課題3:分岐ポイントの判断基準が明確でない
そして、実際にデータも揃い、設定ができる状況もできたにも関わらず、なぜ手作業でやっているのか、のヒアリングを詰めていくことに。自動化反対派は人間の目でチェックしないといけないことがある、という。こちらは判断軸さえ明確ならフィールドを新たにつくり、「0,1」なりキーをつくっておけば分岐できるだろうと仮説がある。この部分を紐解いていく必要があるんですね。

一番わかりやすいやり方は、まるっと自分で業務を引き継ぐこと。時間はかかるかもしれないが確実で、変に説得して理解してもらい実行するよりも、自分が責任をもって受けてしまい、まず習得する。それを仮説と突き合わせながら、変更してしまうことですね。(書いていて思ったが、「守破離」ですね🤔)

二番目の手としては、分類してあげることですね。たしかに、自分の目でみて確認しないといけないこともあるかもしれないが、それは一旦分離して、「こことここがAの値であればOK」といったわかりやすいレコードもあるものなんですね。そこを「すぐにでも自動化群」「ちょっと修正が必要かも群(自動化予備軍)」「いまのところ人間の判断が必要だろう群」とわけて上げることが重要なんだと思います。

以上、これが僕が自動化を導入するときに課題となった3つです。けっこう当たり前のことではあるのですが、これが一歩目ということで。参考にしてみてくださいー。

(48m)


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