メール業務の効率化。現代の仕事術

この記事、おもしろいですね!テイラーの「科学的管理法」の現代版かな。現代の仕事人がメールに対して使っている時間を定量的に測ったものです。

特に印象的だったのはここの部分。

40分にも満たない時間内に返信が届くことを、大多数の人は期待しているのだろうか。答えは「ノー」だ。実際、1時間もしないうちに返信を期待する人の割合は、顧客・クライアントの場合は11%、同僚の場合は8%にすぎない。ただし、約40%の人が約1時間後に返信が届くことを期待する。

40%の人が1時間後に返信が届くことを期待しているものの、【1時間以内の返信】は90%の人が不要と思っている、とのこと。

なるほど、これは盲点でした。

私自身仕事でインサイドセールスやeコマースを運営しているため、即レス、即対応がお客様への礼儀と思っていたが、世の中的にはそこまで期待されていなかったという…。

もちろん、これは内容にもよるだろう。クレームないしは急を要する内容であれば、即対応が必要であろうが、そうではないものは不要である。

ただ一方でうなづける理由もある。

現在はSlackなどのチャットツールをクライアントとグループをつくってやり取りすることもあり、またカスタマーサクセスではチャットツールを顧客向けに設けているケースも少なくない。その上、より近い顧客とはFBやLINEなどのコミュニケーションツールでつながっている人も多く、火急でやり取りする方法は複数存在しているのが事実だ。

とはいえ、それらのツールがメールの代替になることはなく、メール自体は現代の仕事人の重要なコミュニケーションツールであることは間違いない。

現在、チームでは共通のメールボックスでメール対応をするように仕組みを変更した。これまで共通メールアドレスを転送していたときに比べ、格段に仕事がしやすくなっている。今後もこの手の効率化や考え方についてはどんどんブラッシュアップしていくだろうと思っている。

考えのアップデートも伴うこうした変化は仕事をやる中でおもしろいですね。

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