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人生初(仮)手術が決まったよ!

 いや、クソダサいな表紙が。昭和の人間が二時間かけて作りました感が半端なくないすか? 昭和の人間が15分で作りましたよ。

 今回はタイトルどおりのお話だよ。まだ手術してないから手術までのあれそれを書いてみたりなどしたいなと思って、書いた! 写真とかないからnoteじゃなくてよかったような気がするけれども、もう走り出してしまったのでよしとします。

あとこういう横書きの文書のときに「!」「?」とかの間にスペース開けるかどうかと、行頭を一文字空けるかどうかをいつもすごく迷うので、困ります。迷った末、開けたり、下げたり、開けなかったり下げなかったりをしてしまうよな。どう思います?

人生初(仮)と書いたけれど、初じゃないような気がする。というのも、わりと鉄板で跳ねる話なので何度も言ってしまいますが、私は小学校1年生の夏休み前に、横断歩道を渡ろうとして、青信号を確認して右を見て、左を見て、進んだら車に轢かれて全治4ヶ月の入院をいたしましたので、たぶんその時に手術はしていると思われるのである。

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 と、ここまで↑の記事を書いたのは一ヶ月前で、実はわたしは一ヶ月後の人間なのである。というわけで、あの時の情熱は失われてしまった、というか何を書こうとしていたのかとんと忘れてしまった。

 のでわびいちごをのせた。

 この日はたしか新しい病院に行った日で、そう、そうだ! だんだん思い出してきたぞ。そうそう、簡単に説明すると、いや、最初から説明しよう!

 7年くらい前? もうどんくらい前か分からないんだけど、いつものようにお昼寝をして悪夢を見ていたところ、ふと目が覚めて、例のごとくすべての人類に苛まれる夢を見ていましたので「たすかった~」と思って起き上がろうとしたところ、この世のものとは思えない強い衝撃が起こり、あまりに衝撃的すぎる衝撃だったため、それが一体なんなのかわからず「???」となったのであった。

 しかし「???」は一瞬のことであり、すぐに脳が「痛!」と察知し、それはもう痛み、ものすごい痛み、なんというか痛みの原液、原石? ともかくなにか元素的な、希釈してくれないと人類にはちょっと受け止められないですね~的痛みであり、しかもそれが下腹部のあたりから発せられており、私は生まれてこの方下腹部痛ということを感じたことがなかったため「お腹いたいとかwwww」くらいの気持ちでいつも生きていたため「天罰!?」とか思ったんですけれども、ともかく身動きのとれない痛みを感じたことがなかったため、ただただ寝床で唸り、これは死ぬやつ、と察知しなんとか外にでなければと考え(なぜ?)床を這っていたところで急に痛みが消え「死んだのか!?」と思ったが生きていた。

 生きていたので病院に行った。

 そしたら私のことを目の敵にしていた(私が反抗して授業を受けていなかった)家庭科の先生に似ている先生が「多嚢胞障害」と「卵巣のう腫」の「チョコレート嚢胞」と「子宮内膜症」だね~~と言っており、へ~~そっかぁとなったが特になにもしれくれなかった。 

 え? そうだったけ? いやそうだったよな。たぶん。チョコレート嚢胞は7センチ?くらいになったら手術だけどそこまでじゃない的な感じだったような。

 でも、その後も定期的に不定期に定期的に急激な激痛、冷や汗と唸りで気が遠くなる、というようなことが起こり、めちゃ高い漢方の回などもあったのだけど省きまして(全く効かなかった)先生にそのことを訴えるとまぁ、じゃあピル出しましょうかみたいな感じで。

 その先生が、めちゃ私のことを嫌っていて、明らかに嫌っていて、というのも最初の診察の時に「子供産む時のために~」みたいなことを言われたので「いや子供は産まないので」と私が答えたときから明らかに敵意を持たれており、まじで? 嘘でしょそんなことある?? と思ったのですが、そんなことがあり、よく調べてみるとその先生は不妊症を主に見ている人らしく、まじでこいつあの時の家庭科の先生なんじゃねえか? そういうとこがむかつくんだが!? と私の方でも敵意を持っておりましたので、ぜんぜんちゃんと見てくれなかった。

 え、え、でもおかしくないですか? 不妊症に苦しんでいる人と、子供産みたくない私の話は別件じゃないですか? いらないんで子宮でも卵巣でもあげますけど!? なになになに? 子供産みたくない人間は生きる価値ないってか? お? お? お? 来世お前の腹の中に宿って一生そこで暮らしてやろうか??? というようなことを脳内でやっていたらわりとすぐに主治医を変えられた。「男性の方じゃないほうがいいでしょ?」みたいなことを言われて「え、なんでですか?」って答えてまた険悪になった。

 で、新しい先生は女の先生なんだけど、初めて診察したときに「あ、ちょっと待って、おしっこ!」って白衣脱いで診察室から出ていってしまったので、すげーいい先生じゃんと思った。お付きの助手の人みたいな方が脱ぎ散らかされた白衣を直しながら「すみませんね本当に」みたいなことを言ってて、マッドサイエンティストみたいでいいなと思った。

 先生はちゃんとピル処方してくれたし、診察のときも「痛いね~もうちょっとだからね~うんうん」みたいなこと言ってくれてめちゃ優しいし、ピルの説明も「インターネットにいろいろ乗ってるから自分で調べてね~」って感じでちょう適当だったので好感度が高かった。

 で、ピルを飲むことにより痛みはまったくなくなり、あと生理のせいで一ヶ月のうちなんの不調でない日が1日か2日くらいしかなかったのが1週間くらいに増え、PMSがよくなるということはそんなになかったけれど、血も少なくなるし、吐き気もなくなったし、川に飛び込もうかどうしようか、と思いながらじっと突っ立っている時間もなくなったので、西洋医学まじで最高! 東洋医学がごみ!!! みたいな危ない思想に至ったりもしましたが私は元気に病気です。

 東洋医学はね、効く人にはめちゃくちゃ効くんだろうから良いものだと思います。薬膳とか楽しいしね。よくツイッターで流れてくる体の不調はこれで解決! みたいなやつ軒並み試すけど効いたこと一度もないので、結局あれらは元の体が健康な人向けなんだろうなぁ。でも食べ物で体をいたわろうみたいな、ジョウロ持った人が花に水やってる白い表紙の【丁寧な暮らし】みたいなしゃらくさい生活に対して、昔は「けっ」みたいな気持ちでいましたがそんな私も大人になり「ふーん。いいじゃん」みたいな気持ちになることもままあるわけですが、そんなもんは金、金のある人のやることなので諦めましょう。金と健康が手に入ったらやりましょう。

 で、ピルを飲んで、ああ若い頃のすべての過ちはホルモンバランスの乱れだったのだ、という衝撃的な事実に気が付き、人間はまったくもってケミカルな機械であり、意思とか感情とかそんなのは幻なのだなぁと思いながらもんどり打って意思とか感情を延々とこねくり回して叫びながら文を書いて生活をしていた。丁寧な暮らしからもっとも遠い。

 そんなある日、それから7年後ですか? わかんないけど、三ヶ月に一回婦人科に通う生活を続けていましたので、ときどき市からくる定期検診みたいなやつも「やっとこうねー」みたいな感じで先生が適当にやってくれたりなどしていた。

 あれはいつだったろうか、一年位前か? 三ヶ月に一回の通院では、処方だけの時と診察があるときがあって、診察は九ヶ月に一回くらいだったのかな? で、なんかある日、処方だけと効いていた日に診察室に入ると先生が軽く明るく「ごめーん、検査引っかかったから今日診察ね」と言い、なになになに? となっている間に診察台(股を開いて乗るとウィーンって上がっていく)に載せられ、ぐりぐりと器具を入れられ「(痛いが!?!?)」と思いながら「痛いね~ごめんね~もうちょっとだからね~」「(痛いのだが!?!?!?)」「ね~痛いね~~」ということを三回くりかえすまで診察が終わらず、とにもかくにもめちゃくちゃ痛く、そもそも何をしているのかわからず、カーテンの向こうでバチンとかいう音がしたりなどしており、なんだ!? と思っているとやっと診察が終わり、散歩と騙されて動物病院につれていかれた犬の気持ちで外に出ると先生が「子宮頸がんにひっかかってたから検査した~なんかあったら電話するね~」と軽く明るく言い、でも私は犬の気持ちだったので、濡れそぼった感じでじっと恨めしそうな目線を送る(心の中で)しかできなかったのでった。

 電話はこなかった。

 次の診察に言ったら、ちょっと子宮頸がんが怪しいからこれからは半年に一回検査するね~と軽く明るく言われ、あの、犬のやつをまた? 半年に一回?? するの???? とあまりに衝撃的だったのですぐ忘れた。

 ので、毎回毎回、診察のたびに犬の気持ちになり、診察のたびに「なぜ、このような仕打ちを」という目で先生を見ること5回くらいだったろうか。何年かこういうターンがあり「もうよくなったみたいだから次は一年に一回にしよ~」と言われたので、やったー! となった。で、一年後にまたその痛いやつをやって、痛かったので帰りに白玉のなんか美味しいやつを買ったりなどして日々を過ごしていた。次は処方箋だけだからね~と言われるたび「やったー!」っとなる。処方箋だけだと「元気~?」「(元気ではないが)はい」「おっけーお薬出しとくね~」で終わるので嬉しい。

 で、処方だけの日に診察に行くと、珍しく先生がわりときりっとした顔をしていて「ごめんね、今日診察やる」と言っており、え、え、えとなっている間に股を広げて上がる台の上に乗っており、カーテンの向こうでがちゃがちゃという音、またあれをやるのか、と思っていると「!?!?!?」って感じで、え、え、え、全然いたい! 今までより全然いたい、何をしている!?!? となり「本当にごめんねー、痛いよねー後出しじゃんけんでごめんねー」と言われ「あとだし!?じゃんけん!?!?!?」となり、なんていうかもう、これは手術なのでは? というような、なにか内蔵に完全に傷が付いてるよねこれは?? という痛みであり、具体的に言ってみると、交通事故で四ヶ月入院した時に膝に入っている針金? みたいなやつを麻酔なしで抜いたとき、より痛かった! より痛いので全然具体的ではないのだが、やはり外科的処置と内科的処置の差は大きいよそういうところだよ!

 もはやそこは動物病院とかではなく、宇宙船であり人体改造をほどこされ疲弊した私がカーテンから出るや否や先生が「子宮頸がんね、これもう治療したほうがいいから、手術ね!」って言われたけれど、もうぜんぜん人体改造の後遺症で「手術、はい、手術、する」みたいな感じであり、説明がぜんぜん頭に入ってこなかった。

 あとで調べた所によると、子宮頸がんはなんとかぺろぺろウイルスみたいなやつに長期的に感染してると一部の細胞がなんか前がん状態? みたいな感じになりそっからがんになっちゃうから、がんになるの嫌だから取っちゃおうな! って感じなのであった。

 先生が説明のときにまだ若いから子宮は温存したほうが体にはいいから~みたいなことを言っており、この先生は妊娠とか言わないからすごく好きだ、でもできれば子宮もとりたい、という念を送り、二週間後に手術の日決めよっか、となり、二週間後に行ったら「やっぱり全然ひっかかってなかったら手術しなくてもいいけどどうする?」と聞かれ「えっえっ」となったのでした。

 しかしその二週間の間に私はバイト先のおてんちょに「子宮頸がんにひっかかったので手術のためにバイト二週間くらい休みます!」と軽い気持ちでいっており、先生も軽い感じで言ってたし、私も自分が病気であるという状態が常態なのでめちゃ軽く捉えていたのだが、てんちょが震えながら(心象風景だよ)「そうなの……」っと深刻な顔をしはじめ「それは、開腹? 腹腔鏡?」みたいなことを聞かれ私は「いや下の穴からじゃないっすかね~」と思ったのだが、こんなお公家さんのような上品で優しいてんちょにそんなこと言えないと思い「腹腔鏡です~」と嘘をついてしまったのだった。

 という経緯があり、なんかいろんな手配とかも初めていたので今更手術なしと言われてもと思って「手術したいです」というと「うんうん。そうだよね心配だし取っちゃったほうがいいね!」と先生は言っており、めちゃ適当やん! 好きだけど! と私は思ったといいます。

 えーっと、あれ? なんの話だったっけ?

 というかもうすごい文字数になってきているなこれは、そこから何があったかというと、そうだそうだ、実はこの先生が出向? っていうのかなお医者さんでも、ともかく大学病院から来ている先生で、手術するならうちの病院でやるから~ってんで一度大学病院に来てねと言われて、その大学病院に行った日に冒頭の記事を書いたのでした。

 その日の大学病院の冒険と、そのあとの大学病院の日常を書こうと思ったのだけれど、ちょっと文字数が嵩んできたのでまた次に書こうと思います!


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これ、バイト先の人がお土産で買ってきてくれた鎌倉の豆の食べ物なんだけど、めっっちゃくちゃうまくて「ルマンドと同じくらいうまいかもしれない!」と大声で叫んでしまったよね。今まで食べてきたお菓子の中で3位に入るかもしれない。殿堂入りは中国のばあちゃんが作ってくれた黒芝麻湯圓です。読み方はわからん。

そんじゃまた書きます!!!入院日記も書きたいと思うので応援よろしくなー!!

あるか分かりませんが、サポートがあったら私はお菓子を食べたいと思います!ラムネとブルボンが好きです! あと紅茶!