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作曲家:宇野誠一郎について

緑の陽だまり/堀江美都子

初めて買ってもらった7インチEP。このOPが好きだったようだが、正直その当時の記憶は全然ない(放送当時3歳)。アニメ「山ねずみロッキーチャック」の主題歌で、放送枠「カルピスまんが劇場」の次作は「アルプスの少女ハイジ(高畑勲や宮崎駿が制作)」。3歳時だから「買ってもらった」という記憶はないのだが、家にレコードがあったので、後になってなんであるのか聞いたら、自分がねだって買ってもらった、ということがわかった。
https://youtu.be/9I6FdqM-jLQ

なぞなぞな/中山千夏

これはいつどうやって買ってもらったのか記憶になく、おそらく母親が童謡の類として買ったものと思われる、歌詞がなぞなぞになっていて、曲名「のっぽとちび」で、歌詞はのっぽとちびがグルグル追っかけっこをしてる、答えが「時計」といったような感じの曲を集めた子供向けのアルバムのオープニングテーマ。幼稚園にあがる前後の頃、このアルバムをとにかく毎日のように聞いていた。それはもう、本当に毎日のように。子供ってそういうことするよね。んで、驚いたことに数十年たって「緑の陽だまり」と同じ作曲者の曲だったと知る。それが宇野誠一郎という人。
https://youtu.be/t7dcAsp01dM

ひょっこりひょうたん島/前川陽子

そしてこの曲にいたっては、曲自体はものすごく有名な曲ではあるが、本放送は1969年に終わっているのでリアルタイムで番組を見たことはないはず(再放送はやっていたのかもしれない)だが、母親曰く「この曲が好きだった」と言っているのである。これも宇野誠一郎の曲であった。
https://youtu.be/lDlh3D7xMPs

ふしぎなメルモ

このアニメは1972年まで放映され、その後何度も再放送されていたので完全に記憶がある。で、これは母親の証言に頼らずとも、大変好きな曲であった。当時は日本コロムビアが「アニメ主題歌全集」という数枚組の、今でいうボックスセットみたいなものを出していて、アトムから現代(1970年代当時)までの主要なアニメの主題歌はそこで聞くことができた。ので、この曲も家で何度も聞いたものである。
https://youtu.be/NAgP8Cb4yM0

ねぇ!ムーミン/藤田淑子

これはアニメそのものもはっきりと好きだったことを記憶している。まあこれも何度も再放送されたし、現代でも聞いたことがある人は多いかもしれない。
https://youtu.be/CVfV0QSCjOk

ははうえさま(一休さん)/藤田淑子

これもまた有名なアニメのED。この辺からは再放送ではなくリアルタイム視聴の記憶になってくる。ストリングスが美しい。
https://youtu.be/HKOpvoaN0ps

ズッコのうた(アンデルセン物語ED)/山田康雄

https://youtu.be/n49EDUzlNxw

悟空の大冒険

https://youtu.be/a-3li-WuR5k

小さなバイキングビッケ

https://youtu.be/u9gDISR3JZI

アニメのテーマ曲としては他にも「ズッコのうた(アンデルセン物語ED)」「悟空の大冒険」「小さなバイキングビッケ」など印象に残る曲が多数ある。

また、童謡「アイアイ」の作曲者も宇野誠一郎で、アニメ以外の分野でも名曲を多数残す(先ほどの「なぞなぞな」もこうしたもののうちの一つ)。

宇野誠一郎ソングブック/江草啓太と彼のグループ

また、ピアニスト江草啓太氏を中心とする「江草啓太と彼のグループ」による
宇野誠一郎の諸作品をカヴァーした「宇野誠一郎ソングブック」シリーズもリリースされている。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00NGEYU08

悪魔ソング(「それからのブンとフン」)/天地総子

最後に大人になってから知った宇野誠一郎の曲。この「悪魔ソング」が収められている「ブンとフン」は井上ひさしの小説家としてのデビュー作で、それを元にラジオドラマや音楽劇(戯曲)が作られた。その中の挿入歌。

歌は「アート引っ越しセンター」や「ライオネスコーヒーキャンデー」など、数千曲のCMソングを歌った「コマソンの女王」こと天地総子。

ヴィブラフォンとストリングスを中心とした流麗なアンサンブルと天地総子の歌唱、そしてダークな世界観の歌詞が最高にマッチしてる。
https://youtu.be/IVkMeo7r1n8


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