Polymoog Elektel

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Polymoog Elektel

member of ELEKTEL & CTO LAB. / Gakken SX-150 & Pocket Miku Producer

最近の記事

デオダート

Super Strut / Eumir Deodato 60年代のボサ・ノヴァやMPB(エリス・レジーナ、カエターノヴェローゾら)に続く、70年代に活躍したブラジル出身ミュージシャンの代表格にして、ブラジルのみならず当時のフュージョンを代表する作曲家・キーボード奏者=エウミール・デオダート。60年代から活動していた(フルネーム名義)が、有名になったのは70年代に米A&M内のフュージョン・レーベルCTI(インパルス!やヴァーブでプロデューサーを務めたクリード・テイラーが設立。

    • 3年B組トニハチ先生

      Call Me / Jimmy Smith, Wes Montgomery トニー・ハッチの代表曲つったらやっぱりこれ。 https://youtu.be/KmYovcONUvI?si=XfRSMSgEmlzetSRB Call Me / Chris Montez 数ある「Call me」の中でも大ヒットになったのがA&Mサウンドの決定版、クリス・モンテスのバージョン。プロデュースはトミー・リピューマ(AOR/フュージョンの名プロデューサーにしてYMOのUS版をプロデュ

      • かっこいいクラシックその3映画の中のクラシック

        交響曲第5番 第4楽章アダージェット グスタフ・マーラー(ベニスに死す) 映画の中のクラシック。後にこの曲や「G線上のアリア」などのカラヤン指揮によるポピュラークラシック演奏を集めた「アダージェット」というCDがクラシックとしては異例の大ヒットを記録することとなるが、この曲が有名になったのはこの映画がきっかけと言っていいだろう。 https://youtu.be/q35TLBRMs5I 美しき青きドナウ(2001年宇宙の旅) ヨハン・シュトラウス//指揮ヘルベルト・フォン

        • かっこいいクラシックその2

          中国の太鼓 フリッツ・クライスラー/イツァーク・パールマン クラシック連投もうちょい。20世紀前半のバイオリンの名手クライスラーの名曲を20世紀後半のバイオリンの名手パールマンが演奏したもの。ポピュラークラシック的な曲だけど、ジプシーバイオリン系の影響もある曲で、「眠くならないクラシック」の代表的な曲だと思う。 youtu.be/42Wp4_epobM ジャズ組曲二番 ワルツ2 ディミトリ・ショスタコービッチ キューブリックの遺作「アイズ・ワイド・シャット」のエンディン

          かっこいい映画miscellaneousからのかっこいいクラシックその1

          バーナード・ハーマン「北北西に進路を取れ」 そりゃこのメンツだもん。カッコいいに決まってるんだけども。 監督:アルフレッド・ヒッチコック タイトルデザイン:ソウル・バス 音楽:バーナード・ハーマン youtu.be/xBxjwurp_04 佐藤勝「用心棒」 「用心棒」のサントラというのは、昔細野さんがある雑誌で子供の頃に衝撃を受けた映画音楽、というテーマで挙げていた作品でもある。このテーマ曲も不思議なサウンドなんだけど、劇中の音楽も、芸者が踊るシーンで「シング・シング・

          かっこいい映画miscellaneousからのかっこいいクラシックその1

          作曲家:宇野誠一郎について

          緑の陽だまり/堀江美都子 初めて買ってもらった7インチEP。このOPが好きだったようだが、正直その当時の記憶は全然ない(放送当時3歳)。アニメ「山ねずみロッキーチャック」の主題歌で、放送枠「カルピスまんが劇場」の次作は「アルプスの少女ハイジ(高畑勲や宮崎駿が制作)」。3歳時だから「買ってもらった」という記憶はないのだが、家にレコードがあったので、後になってなんであるのか聞いたら、自分がねだって買ってもらった、ということがわかった。 https://youtu.be/9I6F

          作曲家:宇野誠一郎について

          「軍歌」か「軍歌ではない」か

          Discover→War =自衛隊賛歌 / 佐藤允彦トリオ (唄:中山千夏) 軍歌ではない https://youtu.be/zbhSG39vPIc 自衛隊に入ろう/高田渡 軍歌ではない https://youtu.be/RetnQTSin40 私たちの望むものは/岡林信康Withはっぴいえんど 軍歌ではない https://youtu.be/bO7GNzRz2vE 機動隊ブルース 軍歌ではない https://youtu.be/pLb-D82hwD0 愛の戦

          「軍歌」か「軍歌ではない」か

          古い音楽ばかりじゃなくて最近めのやつ in 2023夏

          古い音楽ばかりじゃなくて最近めのやつも貼ろうと思う。つってもここ10年くらいのでも自分てきには十分「最近」になるので、そこは悪しからず。 JOY / FKJ (2017) このアルバムは元から知ってて前からプレイリストに入れていたんだけど、この曲に気づいたのは割と最近。リズムと奇妙なコーラスサンプルの掛け合いにフリーキーなエレピが軽快に絡む。 https://youtu.be/iUTPdbFFMxU 空想の先 / Still Dreams (2023) 元々はカワイイ

          古い音楽ばかりじゃなくて最近めのやつ in 2023夏

          ディズニー最高!なんて言うつもりじゃなかった

          星に願いを(ピノキオ)/冨田勲 ディズニー最高!なんて言うつもりもないんだけど、いいもんはいいのよ。どうしたって圧倒的名曲の宝庫であることは否定し難い。 https://youtu.be/KTQvSB3fsWQ いつか王子様が(白雪姫)/マイルス・デイヴィス マイスルの名前は誰もが知っていても、どんな曲をやってる人なのかはよくわからない。んで、結局ごく一般の人にとってはこの曲が代表作みたいになってしまっている。まあコルトレーンの「マイ・フェイヴァリット・シングス」もそう

          ディズニー最高!なんて言うつもりじゃなかった

          なついあつ

          Picnic In The Summertime / Deee-Lite なついあつ https://youtu.be/M30L427HIPE Every Summer Night / Pat Metheny Group なついあつ https://youtu.be/gFvfPvwD7Eo Summer Smile / Ronny Jordan なついあつ https://youtu.be/JlwWShfbOig 夏なんです / はっぴいえんど なつなんです h

          不動のALL TIME BEST = LES BAXTER

          Rain Forest youtu.be/HYvWV1e-lQg 我がALLTIME BEST不動の第一位、史上最高の音楽「Rain Forest」を作ったLes Baxterは、マーチン・デニー(「Fire Cracker」の作曲で有名)の代表曲「Quiet Village」の作曲者であり、エキゾチックラウンジミュージックの創始者とも言える存在。フラジオレット・ストリングスによるイントロからの、ホーン&ブラスによる主題の登場、それら楽器のユニゾンでの反復にピアノの軽快な

          不動のALL TIME BEST = LES BAXTER

          誰も知らないけど(レコードマニアは)みんな知ってる、KPM 1000 series

          International Flight / David Snell レコードディガー(川西さんみたいな)にはお馴染みだけど普通の人は全然知らないレーベルに「KPM 1000 series」というのがあって、これは放送局でジングルやBGMで使用するために作られた「ライブラリー音源」というやつ(できあえのサントラ音源みたいなもの)なんだけども、とにかくたくさん音源が出ていて、カッコいいものが多い(ひどいものも多い)。90年代のラウンジ系コンピに収録されて人気になったジャズ・ハ

          誰も知らないけど(レコードマニアは)みんな知ってる、KPM 1000 series

          洗練の極み。至高のアレンジ。Henry Mancini万歳。

          That's It and That's All 一生物の音楽。いつ聴いても疲れがとれる。ど頭いきなりミュートTpソロからの主旋の楽器の受け渡しが流麗の極み。エロいピアノソロを挟んでブラスとオルガンの掛け合い炸裂で昂る。そのまま雪崩れ込むオルガンソロがカッコイイ。そして妖艶なストリングスとブラスの掛け合いからの主旋のリフレインとシャレのめしたエンディング。何度聴いてもリラックスできる。これぞ洗練の極み。至高のアレンジ。マンシーニ万歳。 https://youtu.be/_a

          洗練の極み。至高のアレンジ。Henry Mancini万歳。

          Good Music selected by polymoog Apple music playlists frequently update

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          クレプスキュール中学生日記

          Au jeu de Mikado / MIKADO MIKADOは確かオールナイトニッポン(高橋幸宏のだったと思う)の中の新星堂(当時全国展開していたレコード店チェーン)のラジオCMで耳にしたのが最初。一番好きなバンドだったYMO解散直後(83年12月散開)で、これから何を聴けばいいのかと途方に暮れていた時だった。元々プラスティックス(これも当時既に解散)のシンプルなシンセサウンドが一番「テクノポップ」と呼ぶにふさわしいと思っていたのだが、チカトシの素っ頓狂なボーカルは完全

          クレプスキュール中学生日記

          ACID JAZZの頃

          ジャミロクワイの衝撃 ジャミロクワイ。2023年でソニーからのメジャーデビューから30年ってことだけど、やっぱその前、ACID JAZZレコードから出たシングルがもう強烈すぎて目眩がした思い出。アシッドジャズ〜クラブジャズっていうのは、当時勃興しはじめたばかりのDJカルチャーにおけるダンスユースに使えるフロア対応のジャズ、ということであったのだが、最近でもまだ「あんなの偽物だよ」って言ってる人がいるみたいに、ロックマニアからもジャズファンからも、本格的なものではないと馬鹿に