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胸を離れないひとたち⑥ 背中を押して。

異動、の辞令が出ました。部内だけど別顧客担当へ。
新しいチーム、新しい開発体制、新しいプロダクト、新しいお客さん。
知らなかったことを新たに知るのは楽しい。新しい経験はとてもエキサイティング。
大切な新規プロダクト導入にアサインされるのは光栄な話だ。

代わりに、15年担当したプロダクトを手放す。
共に育ってきた。技術知識も信頼関係も。苦楽を共に、ジレンマを超えて、二人三脚してきた彼らと「また逢う日まで」。
男社会の中の異端児でも、まがりなりにも務まるまで、助けて守ってくれたように思う。
営業の中では一番知っている(もしくは、女王とか母とか、オツボネ(自称)とか。)と言ってもらえるまで、育てて頂いた。(実績は別❤)

(小学校の先生にやるように、うっかり「お母さん」と呼んで来たヤツは一生ネタの餌食と決定している。こんなデカイ子供を産んだ覚えはありません!)

自分を信じていられるのは
この仕事に誠実に向き合ってきた自負があるからだ。
過去に一心に勉強した内容が、過去の青く頑張った自分が、今の自分を養ってると今でも感じてる。

寂しさは、ほんのり。
今はまだ、期限までにあれとこれとを何とか区切る!の方が勝っているけれど、たぶん、いつかふと、たまらなくなるのだろうな。
この気持ちを何とかするのに、ちょっと助けて、リストラーズ❤


一緒に卒業してほしい時。


戦闘モードON、味方が欲しい時。


笑顔にさせてほしい時。

 

ヤケクソでもなんでも頑張る時。


軽くブチ切れたくなった時の火消し。


一瞬色々忘れたい時。

 

たぶん、いろんなことが嫌になる瞬間がある。
元の温かさが恋しく逃げ帰りたい瞬間が、絶対くる。
そんな時、きっとあなたたちの歌声がパフォーマンスが姿が、寄り添って応援してくれる。
私は人を頼るのが苦手だから、ここでこっそりあなたたちを頼りにする。

よろしく、頼むぜ!

※この話は事実を元にしたフィクションです❤

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