見出し画像

失業ゾウのタローのための支援記事

2023年9月21日に、東京新聞に失業ゾウの記事を掲載頂きました。
タイのスリン県及びブリラム県には、コロナ禍で失業して以降、失業状態が続きながらも、なんとか日々の暮らしをつないでいる失業ゾウとゾウ使いがいまもいます。

いまも「失業ゾウ」として区分されているゾウとゾウ使いには、大きくわけると二つのグループがあります。

一つ目は、YouTubeなどのソーシャルメディアを通じて十分な収入を得ることが出来ている「起業家タイプ」。彼らは、コンテンツの作成・配信やライブ配信を行うことで、視聴回数、広告収入、投げ銭、オンライン果物販売、ファンからの寄付など、生活に必要な稼ぎを得ています。

二つ目は、ソーシャルメディアを通じた支援が少ないか全くなく、様々な事情で出稼ぎに出ることのできない「困窮タイプ」。彼らは、コロナ前に貯めておいた貯金を使い果たしている場合も多く、借金をしたり、先の見えない生活をしています。

私たち失業ゾウ実態調査・支援チームは、いま特に二つ目の「困窮タイプ」のゾウとゾウ使いたちのことを気にかけています。
今回の東京新聞の取材の際に、タローとサラウィンというゾウを紹介したのも、こうしたゾウたちを何かしらの形で支援したいという強い気持ちがあったためです。

そこで、今回は、有料記事として、タローのことを改めて紹介します。

有料記事では、以前の紹介記事よりも詳細にタローのことを紹介しています。また、普段の紹介記事では詳しく解説していないゾウに関する豆知識も盛り込んでいます。
記事内では、インタビュー動画も公開していますので、ぜひご覧いただければと思います。

記事の売り上げは、noteや海外送金の手数料を除いた分全額をタローに寄付します。また、この記事にについたサポートも、同様にタローへと渡します。

ここから先は

4,411字 / 3画像

¥ 1,200

よろしければ失業ゾウの支援のためにサポートをよろしくお願いいたします!いただいたサポートは困難な状況にある失業ゾウの支援のために使わせて頂きます!