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NARUTO大好き教員/数学教育 / 野球 / 校内研修がメインの修行中の身です。 教育現場の課題を教員の声の力で改革していくSchool Voice Projectの理事をしています。

最近の記事

192 給食を残してしまった理由は、きっと持続可能かどうか

今日は珍しく給食を残してしまった。たぶん疲労かな。こんなのは初めてな気がする。 小学校は、ずっと子どもたちの目にさらされている状態がしんどいのかも。中学校はリセットできる瞬間がある。小学校はそうじゃないから、大変な仕事だ。 それなのに、授業を全力投球で投げ続けるのはしんどいな、と思う。ずっと全力投球だと先発投手は4,5回からしんどくなる。そこ乗り越えると、最後までいけるんだけどね。 「算数なら問題解決的な授業を」「国語なら…」「社会なら…」…だと死んでしまうと思う。今日の僕み

    • 191 義足のように機能が最低限できていれば他のことを努力しない授業や学級経営はなんか嫌だな。

      落合さんのこの言葉が、今日の僕はグッときた。 二宮)アイディアの生まれてくる瞬間やアイディアをつくるやり方とかってそれはどこを対象につくるの? 落合)最初対象の人はエクストリームユーザーって僕重要だと思っていて、どういう意味かというと世界に1人か2人、もしくは10人くらいしかいないけど、彼が必要なものが社会にとってやがて必要になるものである人という人はいるんですよ。たとえばそれが耳が聞こえない人かもしれないし、腕がない人かもしれないし、脚がない人かもしれないのですよ。一番いい

      • 190 「大変だなあ。」「面倒くさいなあ。」一瞬そんな気持ちを抱かせるような子どもこそが僕たちの力を必要としている

        エンタクの自主サークル「今日は深い話をしよう」に初めて参加しました。 上條正太郎さんや豊田哲雄さん、綾子さんがメインとなって進めているサークルです。 上條さんが「日本の公教育にかかわっている者として」という言葉を繰り返し使っていて、そのことが僕はとても印象に残りました。僕は地方で働く教員として、子どもたちや保護者と同じようにその地に住み、娘たちもその地域の学校に通っているから、当然地域の子どもたちやその地域の教育力を向上させることに貢献したい。地域の人たちと飲み屋さんで会って

        • 189 今まで一番のんびりした時間を大事にできた2年間でした。

          卒業おめでとう。 コーヒーの淹れ方講座したり、薪割りしたり、100日登校記念イベントしたり、Feel度walk でお散歩したりして、今まで一番のんびりした時間を大事にしながらともに過ごせた2年間でしたね。ありがとう。

        192 給食を残してしまった理由は、きっと持続可能かどうか

        • 191 義足のように機能が最低限できていれば他のことを努力しない授業や学級経営はなんか嫌だな。

        • 190 「大変だなあ。」「面倒くさいなあ。」一瞬そんな気持ちを抱かせるような子どもこそが僕たちの力を必要としている

        • 189 今まで一番のんびりした時間を大事にできた2年間でした。

          188 「校内研修と書いて〈職場を守る場〉と読む」だってさ。なるほどな。

          最後の校内研修は、次年度の計画に向けて意見を求める会でした。4、5人グループになって今回は意見交換をしてもらいました。 グループ毎にある程度話がまとまって、研修担当として研修計画に反映できそうな大きな方向性が掴めたかどうかは別として「Aさんはどんな研修がいいの?」と質問され、「自分は・・・」と言える場があるのはとてもいいな、と思いました。事務職員や養護教諭、総合的な学習の時間のコーディネーター、支援員さんにも参加してもらって、発言してもらったことも良かった。また、「学級経営っ

          188 「校内研修と書いて〈職場を守る場〉と読む」だってさ。なるほどな。

          187 研究主任のオシゴト

          最後の校内研修に向けて準備をしました。 スクールボイスプロジェクトでデンマークツアー報告会があって、その影響もあって「プランA~Eのどれだと、研修の時間があなたにとって楽しい時間になりますか?」と最後の校内研修(新年度に向けた研修計画づくり)に向けて、そのリハーサルを兼ねて、何人かの同僚に質問させてもらいました。 「自分は、こうなったら楽しいって思えるかもしれません」っていう一言を聞くと、こういう仕事はしていて幸せな気持ちになれるから、やりがいがあるなって感じた。また研究主任

          187 研究主任のオシゴト

          186 ほぼ日Spotifyを聞いて考えたこと

          ほぼ日刊糸井新聞2010-09-28-TUE「第2回自由は後づけ。」を読んで、というか朝の支度をしながらSpotifyで聞いていて、気になった部分を書き留める。 池谷 つまり、無意識のうちに知っていることや、無意識のうちに整理されていること、人間の行動においてはそれらがものすごく強烈に作用していて、だから矛盾も多いし、けっきょく、ロジックで説明しなくてもいい。いや、してはいけないんだと。 糸井 うん。 池谷 ただ、いまの社会って、理路整然とした説明を求められるんですね。たと

          186 ほぼ日Spotifyを聞いて考えたこと

          185 僕よりも年上の先生だって、部活動など暇がなく十分な研修を受けて来れなかったはず

          定期購読するようになって、もう何年経つだろうか。 世間知らずの僕に、社会の見えにくいあれこれを教えてくれる貴重な情報源がこの雑誌。 先日の朝読書で、石川晋さんの論考を読みました。 (引用開始) 若い担任は大変だ。めあてとまとめを授業で必ず示すことが求められ(ぼくはそれら全部を否定しているわけでもないが)、学力競争と落ち着きだけを求められる教室づくり競争に晒され……。彼らが授業作りに余裕を持って臨める機会などどこにもない。楽しい授業なんて作る余裕がない。授業を楽しくする方法

          185 僕よりも年上の先生だって、部活動など暇がなく十分な研修を受けて来れなかったはず

          184 音痴な子の合唱や運動音痴の子の体育祭での気持ちをもっと考えた方がよくない?

          大学の数学教育ゼミの集まりでした。教授は退官してしまいましたが、年1回20名くらい集まって、あれこれ話をしています。 今回は珍しく同期とゆっくり話しました。当たり前ですが、みんな同僚との関係性で悩んでいる。 みんなの話を聞いて痛感したのは「みんなで意見を持ち寄ることの大切さ」でした。おのおのが見えている現象を共有する場がないから、事象をちゃんと分析できずにうまく変わることができないのだろう。若くても優秀な眼を持った人が「こう見える」と言って、みんなにもそう見てもらう必要が

          184 音痴な子の合唱や運動音痴の子の体育祭での気持ちをもっと考えた方がよくない?

          183 生徒総会を変えたい

          今日の読んだところから (引用開始) 生徒会役員に教員の使い走り程度の仕事しか与えず、決定権は教員が握っているなかで、意見も改善策も出ない生徒総会をやらせて「民主主義的な運営ごっこ」をさせるのも罪なことだと気づきます。 (引用終了) 本当は生徒総会も変えたかったけれど、コロナ渦での対応でいっぱいいっぱいで2年間の任期ではメスを入れられなかった。 生徒会よりも職員会議が上にいて、生徒会で承認されても、教員で話し合った結果棄却さえれることがなくなれば「子どもの声」を聞いて「子ど

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          182 同僚は家来じゃなくてビジネスパートナーなのにね

          これを読み進めています。著者は元小樽市公立中学校の校長先生です。元美術の先生というところも、僕にとってはポイントでした。 「ビジネスパートナーであって家来ではない教頭」という節があって、昔の嫌な記憶がたくさん出てきました。僕が昔受けていたパワハラは、まさに「家来」感でした。トップの家来になろうとすることを是とする雰囲気を、僕は感じていました。再び、こういう方に出会ったとき、どう対処すればいいんだろうって考えていました。本当嫌だなー。 「学校行事を変えた」の節では、コロナ禍

          182 同僚は家来じゃなくてビジネスパートナーなのにね

          181 10種類のかつらを用意しよう

          僕が所属しているNPO法人School Voice Project では、教職員と学校応援団のためのコミュニティがあります。 エンタクでは、メンバーの日々の実践を交流する「実践シェア会」があったり「今夜は深い話をしよう」などサークル活動も充実してきました。その中のひとつに「はじめましてandあらためましてミーティング」というものがあります。これは、エンタクのメンバーの交流の場であり、話したいことがあれば、みんなに聞いてもらう場です。 2月のはじあらミーティングでは、こんな

          181 10種類のかつらを用意しよう

          180 井手上漠さんの情熱大陸を見て

          たまたまTVをつけると情熱大陸で、井手上漠さんの特集がされていました。 NPO授業づくりネットワークの理事仲間の齊藤暁生さんが井手上漠さんにインタビューした記事がこの書籍に載っています。 そして、あきをさんがインタビューした論考を読み返した。 「校則にはない暗黙のルールみたいなのがあって、男の先輩が髪を結んでたら怒られた、みたいな。結局それって男の子だからこうしなさいっていう考え方ですよね。それって差別ですよね。」 この文章が僕の心をざわつかせた。 僕も、髪留め(ピン)を

          180 井手上漠さんの情熱大陸を見て

          179 対話する雰囲気は誰がつくるのか?誰が壊すのか?

          大学の数学教育ゼミの集まりでした。教授は大学をすでに退官していますが、その後も年1回20名くらい集まっています。 たとえば、こんな話をしました。「生徒がこう言ってましたよ」と言いたいのに先輩だから遠慮して言えない問題や言っても何もしない先輩教師問題とずーっと戦っていたり、指導しようとすると怒り出す後輩教師に手を焼いていたり、みんな対話がうまくいってないのかな?という印象でした。 みんなの話を聞いて痛感したのは「みんなで意見を持ち寄ることの大切さ」でした。おのおのが見えてい

          179 対話する雰囲気は誰がつくるのか?誰が壊すのか?

          178 やっぱりサークルになって一人一人の声を聴き合う時間は大事だ

          今日は、校内研修の時間のラストでした。 研究のまとめの時間です。「研究のまとめ」って何をどうすることなんだろう、ということをずっと考えていた1週間でした。とりあえずみんなで円になって座り、みんなの声が聞きたいな、とは考えていました。 とりあえず1年間で行ってきたことをリーフレットとしてまとめたので、それを見ながら1年間やってきたことを思い出してもらうことにしました。僕が思い出してほしいことは「同僚から何を学んだか」です。突然聞いても、うまく思い出せないだろうから、10分弱僕

          178 やっぱりサークルになって一人一人の声を聴き合う時間は大事だ

          177 今の働きにくさ、息苦しさを生んでいるのは『「ほどほど」のコンセンサス』を失っているから?

          「職員室での対話はなぜ難しいのか」についての対話会に参加した。 「職員室で対話を難しいと感じているか」 「それはどんな時でしたか」 「どういう要素があると対話はできるようになる/対話が難しくなる」 この3つがトークテーマでした。 とよてつさんが ・放っておいても「つながり」がもてる先生と意図的な仕掛けがないと「つながり」がもてない先生は当然いる。それを放っておいてもうまくいかないままなのは、子どもへの対応と同じですよね。 ・自分の意見がいつも少数派なだけ。 と言っていたこ

          177 今の働きにくさ、息苦しさを生んでいるのは『「ほどほど」のコンセンサス』を失っているから?