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136 旧知の友と会う。

僕と一緒に初任者として同じ学校に勤めた人と久しぶりに会う。きっと4年振り?5年振り?かな。

音楽の先生なのですが、美術も同時に受け持っていて対話型鑑賞を実践している、と言っていた。

甥っ子が北星余市高校に通っていたらしく、叔父として行事にも参加させてもらったらしい。学校祭の合唱は、プリキュアの歌やセカイノオワリのRPGだったそうだ。2番から観客席に降りてきて歌うなどもしていたそうだ。話を聞くだけで、いい顔している生徒の顔が思い浮かぶ。そういう実践を、僕もしていきたい。

元小樽朝里中学校の校長先生、森万喜子さんの論考には、次のように書いている。
「行事で協力や連帯感を育てるのが第一優先。合宿コンクールや発表や制作で、協力して何かを作り上げることによる学びを重視してはいるけど、内容や枠組みを生徒に委ねていくような、ドラスティックな変化には至っていない。」
職員室で学校祭の話になると、すぐに「それは文化芸術じゃないから却下」となることが多い。生徒会担当として、大人の都合で何度も子どもの意見を退かなきゃいけない場面があった。でも、森さんの論考を読んで、自分も「洋服をつくって、自由見学時間にその服を着て、校内を闊歩する学校祭」を実現したいな、と思った。子どもたちが自分のやりたいことをやれる学校祭は、本当に素敵だ。そういう時間を、SVPとして復権していかなきゃなと思う。