１．電源がほしい

突然ですが高出力な直流安定化電源が欲しくなりました。
なんかいろいろ実験できそうだからです。
しかし、市販の高出力電源は値段が高くて手が出せません😭

せっかくなので勉強も兼ねて一から作ってみよう！

２．要求仕様

以下の仕様を目標に頑張ります。
・出力直流電圧：3.3～120V max
・出力直流電流：10A max
・最大出力：200W
・回路方式：基礎的な降圧チョッパで作ってみる
・盤面機器：アナログメータ、電源SW、出力SW、リセットSW、ランプ…
・マイコン制御

自作でこれは結構ハードな目標ですね…（特に電流と電力）
いばらの道になりそうです。
放熱や素子の耐圧、感電、製作コストが懸念されます。

３．システム構成

今回はプリント基板で作成したいと思います。
プリント基板を自作するとなると一度に大きいものは作れないので、
各ユニットごとに分割します。

① 主電源(整流)回路
⇒コンセントAC100Vを全波整流し、チョッパ回路の入力直流電圧を作ります。

② 制御電源回路
⇒トランスやDCDCコンバータでDC12V、5Vを作ります。
センサ回路やマイコンの電源として使う予定です。

③ 主回路
⇒降圧チョッパ回路とスイッチング素子(MOSFET)のゲートドライブ回路です。

④ センサ回路
⇒出力電圧と出力電流を検出します。

⑤ マイコン回路
⇒主回路を制御し、電流を監視したり、電圧を一定に保つ制御(フィードバック制御)を実装します。

４．本記事のまとめ

電源装置の自作を宣言しました。
完成まで行けるかは正直微妙なところですが、
コツコツ頑張ります😭
次回【Part2】では、主電源(整流)回路について検討します。

以上