「モノ資産」は「管理」の視点が大切

明けましておめでとうございます。

年初から米中問題、アップルショックを受けてドルが暴落、それに伴い金が上がるという状況になっていますが、「金をこうなると金や不動産に人気が集まりますよね。

とはいえ、不動産はアフターオリンピックの影響や少子高齢化が気になる。

現状から言えば当然金(ゴールド)やアートなのでしょうが、実際にいくつかアートを買った身として、一つアドバイスがあります。

「モノ資産」は、「管理」がポイントなのです。

イメージしてください。自分の家に1億円の金(ゴールド)やアートがあることを。おそらく、泥棒が気になって、仕事なんて手につかなくなるはずです。

盗難が気になると、あまり頻繁に旅行にも行けなくなる。これじゃせっかくお金を稼いだのに、自由がなくなってしまいます。

あと怖いのは、モノ資産には「偽物問題」がつきまとうということです。

これは有名画廊のオーナー聞いたのですが、ある方が数千万円かけてギリシャの壺を買ったところ、偽物だとわかった。これで数千万円がパーです(哀)。

現状から考えると、多くの方がモノ資産への投資に走ると思いますが、モノは本物かどうか、管理ができるかどうかがセットです。よく考えないで買うと、かえって煩わしいことになったり、管理コストが高くてペイしないという状態になってしまいます。それでも、緊急避難先として金(ゴールド)は魅力的ですが、ぜひこの視点だけは持っておいてくださいね。

2019年〜2020年は相場が荒れること間違いなし。資産管理は慎重に行いましょう。現金を持っている方は、不動産でも株でも、絶好の買い場をお見逃しなく。

今年もどうぞよろしくお願いいたします!

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