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第26話:ボードゲームが作れない!?

「ボードゲームが作れない!?」

ボードゲームが完成!
がしかし!現段階のボードゲーム・・・
厚紙を買ってきて自宅でコピー、ハサミでチョキチョキ・・・
THE!手作り。
もちろんこんな状態で商品になるはずはなく。

プロの印刷屋さんにボードゲーム印刷を頼むことに!
 
けれど、誰にお願いしたらいいんだ?
 
社長:「印刷会社を紹介してもらったので、話を聞かせてもらってくるよ」

今まで、社長と二人でちまちまと進めてきたボードゲーム制作が、外の世界に一歩踏み出そうとしている。

社長と二人きりの制作は、「やっぱりこっちの案にしよう!」「やってみてダメだったから変えます〜」と自由にやりたい放題だったが、
他の会社の方と組んだ際にはそうはいかない。

旅立つ我が子をどんな方と、作り上げていくことができるのか、緊張と不安と楽しみと・・・そんな気持ちで、社長を待つ。 

が、なんか微妙な顔してるじゃん〜〜〜〜

私 :「どうでした?」
社長:「とても親身に、相談に乗ってくれたんだけど・・・」
 
社長の話はこう↓
・相談に行った印刷会社さんは、ボードゲームの印刷は初めて。
型を作って、印刷。

・普段は使わないボードゲームに適した紙の素材を使う
(長く遊ぶので、厚手の紙を使いたい…など)

つまり、とても高くなってしまう。
1ボードゲームあたりの単価は・・・

 量産すると、単価は下がるが、初めてのボードゲーム。

失敗するかもしれないし、お客さんも集められていない。量産はできない。

社長:「ボードゲームの単価が高いと、プログラミング教室で教材費がとても高くなってしまう。

私 :「多くの親子に届けたいのに、これでは高級品すぎます・・・」

初めての印刷作業。
誰の力を貸して貰えばいいのか、わからず路頭に迷う二人。

多くの親子に遊んでもらいたい。
単価も抑えたいし、親子で長く遊んでもらうものだ。
安全で、長く使えて、触り心地、見た目がいいものを届けたい。
 
ボードゲームの触り心地や見た目も大好きな
ボードゲームマニアの社長は、
アナログならではの感触・匂い・見た目など五感を使って学び、楽しんでもらいたいと言っている。

こだわりいっぱい、夢いっぱい、コストもいっぱい、頼めない。
どうする・・・!?
 
第27話につづく・・・
 
【前回のお話】
ドタバタ奮闘記第25話はこちら▼


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