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エルサルバドル、というか中米

気づけばエルサルバドルに住んでから1か月。そもそも中米自体どういう地域なのか、日本にいるとイメージつきにくかったなーと思います。北はベリーズ・グアテマラ、南はコスタリカ・パナマまで7か国(「中米」の定義は諸説あるようですが省略)。

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中南米は一般的に「アメリカの庭」なんて表現されちゃったりしますが(されてなかったらごめんなさい)、実際、エルサルバドルでも街中にアメリカ資本のレストランや商品が並んでいます。マクドナルド、スターバックス、ピザハット&サブウェイなど、ジャンク大好きな自分にとってはとても有難い。余談ですがエルサルバドルではビックマック はUSD3.75。

(↓安定の朝マック。おいしい。)

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中米から海外(主に米国)へ出稼ぎに行く人も多いようで、エルサルバドル・ホンジュラスではそれぞれGDPのうち22%・21%が海外からの送金で占められています(出典:世銀 2020年)。

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今年9月、エルサルバドル政府はビットコインを公用通貨として承認しましたが、送金手数料がかからない手段を国民に提供する、という背景があります。エルサルバドル人に聞いてみると、使っていない方が大半で、国民の支持は低い。自分の給料ビットコインで支払われるようになったら嫌だ(丁度NY市長もそんな発言していましたが・・どうなるのでしょう)。日本にいるとあまり馴染みがないSDG指標のひとつに、”#10. Reducing the cost of remittance transfers can substantially increase disposable income for remittance-receiving families.”=送金コストを減らして家庭の可処分所得を増やす” が掲げられています。へーですよね。最近は送金に特化したいろんなサービスがありますが、まだ主流とはいいがたいのかな(ちなみに個人的にSDGsは「なんとなくやってる感」があまり好きではありません😢)。

アメリカとの間で物や人の移動が多い割にはエルサルバドルでは英語が全然通じない。こちらに来て周りを見わたすと、スペイン語圏の世界の広さを思い知らされます。母国語をベースとする人数だけで数えると、スペイン語は中国語に次いで世界で2番目に話し手が多い言語らしい。母国語以外も含めるとヒンディに最近抜かれてしまいましたが英語、中国語、ヒンディ、スペイン語と続くようです(参考↓)。

↓中米諸国の国旗(出典:外務省)。似てる。

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中米連邦時代の国旗デザインを引き継いでいます。歴史的背景とか知ると面白いと思うのでネット情報をご閲覧くださいm_ _m。ちなみにエルサルバドルは今年1821年のスペイン独立後200年!という大きな節目の年です。

長くなってきたのでこの辺で。お伝えしたいことは、自分が知らなかった国や文化を知るのは面白い!ということ!

最後に、申し訳ないほどざっくりですが、各国に対する私の印象。(今後どう変わっていくか楽しみ。)
■グアテマラ:中米の中の大国。マヤ遺跡
■ベリーズ:この世の楽園。異次元
■エルサルバドル:火山、地熱。ビットコインあんまり使われてない
■ホンジュラス:治安悪いといわれているがカリブ海・コーヒー・遺跡。絶対楽しい
■ニカラグア:農業。肉がめちゃくちゃおいしい
■コスタリカ:大自然。鳥。エコ。トレンドの最先端
■パナマ:パナマ運河。先進国

(↓おまけ。ニカラグア牛!)

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