elsalvadoreña

エルサルバドルに住む日本人。思ったこと、感じたことをゆるく記録しているブログです。

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最近の記事

ビットコイン現在地 in エルサルバドル 

 この記事では、2021年9月にエルサルバドルにおいて法定通貨化されたビットコインのその後について書いています。長文ですがサーっとお目通しください。 ビットコインが法定通貨に! 2021年6月、エルサルバドルのNayib Bukele (ナジブ・ブケレ)大統領は、米マイアミで開催されたビットコイン関連の国際会議の場で「ビットコインを法定通貨にする法案を国会に提出する!」と発表。  この衝撃的な(?)発表は、日本でもエルサルバドルのニュースが取り上げられるなど、世界から一時

    • サンサルバドルのおすすめカフェ☕

      エルサルバドルに住んでびっくりしたことの1つ。 首都・サンサルバドルには居心地の良いカフェがたくさんあること! 休日のブランチ文化が浸透していて、ほとんどのレストランが8時~14時頃まで、淹れたてのコーヒー、オレンジジュース、卵料理等を含むブランチメニューを用意しています。 エルサルバドルに来る前は、治安が悪いイメージが先行し、くつろげるカフェがあるなんて想像もしておらず。 エルサルバドル政府は国策として観光招致に力を入れているので(過去記事ご参照)、コロナ禍でも入国規制

      • エルサルバドルは危険な場所?

        1.殺人事件数の急増による非常事態宣言(長文になってしまいました。読んでいただけると嬉しいです・・) エルサルバドルでは、3月下旬から2大ギャングである「マラ・サルバトルチャ(MS-13)」と「バリオ18(18ストリート)」による殺人事件が急増し(3月26日の週末だけで、国全体で87件の殺人事件が発生)、30日間の非常事態宣言(State of Emergency)が発令されています。エルサルバドル内戦(1979年-1992年)以来、最大の殺人件数として一時混乱が生じたものの

        • エルサルバドルで細菌に感染し歯が欠けた話

          すっかりこのブログを更新できておりませんでした…。よくわからない体調不良に見舞われ、鬱屈とした日々をすごしてしまいました😢。 ついでにエルサルバドルの医療事情について書いたので、興味ある方はお読みください☺ ■体の不思議きっかけは恐らく食べ放題(多分)。がむしゃらに肉を食べ、体がびっくりして免疫力が低下したのか(?)、臓器の一部が細菌に感染。 1.体の節々が痛い。寝違えたのだと思っていたら熱が出る。→病院に行きコロナではないことを確認。お薬もらって寝て過ごす。体調があんまり

        ビットコイン現在地 in エルサルバドル 

          お菓子たち in エルサルバドル

          日本のお菓子ってめちゃくちゃレベル高い。コンビニに入ると、季節ごとの限定品や色とりどりのパッケージ、小分けパックまで用意されていて飽きないし試したくなりますよね。 (↓米国で人気の日本のお菓子サブスク!海外でも日本のお菓子ファンは多いです。) エルサルバドルでは日本のお菓子は手に入りませんが、スーパーのお菓子コーナーは目がちかちかする色とりどりなお菓子たちが。主に米国や中南米の他の国からの輸入。パッケージや色使いが日本の食品と全然違うので、眺めているだけで楽しい! (↓

          お菓子たち in エルサルバドル

          PCR検査&ワクチン証明が不要な国:エルサルバドルの新型コロナ感染の状況

          大人数でのパーティやマスク無しでの生活に最早違和感さえ覚えるようになってしまった今日この頃。 一方で、エルサルバドル政府は2021年11月17日に世界で初めて入国者のPCR検査及びワクチン接種証明の入国規制を完全に撤廃しました。12月のホリデーシーズンは、米国に出稼ぎに出ているエルサルバドルの方々が家族のもとへ戻ってくる季節。このタイミングに合わせての規制撤廃は、国民に対する人気取りとも思えますが、こうした完全オープンの国は2022年2月8日時点でエルサルバドル含め4か国ある

          PCR検査&ワクチン証明が不要な国:エルサルバドルの新型コロナ感染の状況

          エルサルバドルでできること② サーフィン

          エルサルバドルでできることといえば! そう、サーフィン。 El Tuncoと呼ばれる、エルサルバドルを代表するサーフィンスポットに行ってきました。コロナ禍お構いなしにレストラン、ホテル、カフェ等のお店が幾つも並んでいて、多くの外国人観光客がうろうろ。 エルサルバドルの首都・サンサルバドルにいると、スペイン語以外が聞こえてくることは少ないのですが、ここでは恐らくリモート勤務になり短期・中期滞在していると思われる外国人サーファーをたくさん見かけます。 朝日と共にサーフィン

          エルサルバドルでできること② サーフィン

          エルサルバドルでできること① 火山ハイキング~からのVolcano Bond

          先日、エルサルバドル西部に位置するIzalco火山へハイキングへ行きました⛰ (↓見えてる山に登ります) 「ハイキング」というと聞こえはいいですが、要は「急勾配の岩場をひたすら歩く」というアクティビティ。転ばないように必死で良い写真がないのですが、以下ご参照。 (↓まず下り) (↓イザルコ火山の麓に到着) (↓苦行が続く) (↓一面の火山岩をひたすら進む) (↓頂上から見える景色は格別です!) エルサルバドルの火山ハイキングエルサルバドルの国土は中米7か国でも最

          エルサルバドルでできること① 火山ハイキング~からのVolcano Bond

          "Made in El Salvador"

          エルサルバドルのナショナルブランド「Made in El Salvador」と聞いて、何か思い浮かぶイメージってありますか? 恥ずかしながら、自分は実際に住むことが無かったら、「遠い新興国で作られた物」程度のイメージしか抱かなかったと思います。 以下ではエルサルバドルに2か月住んだ消費者の目に入ってくる、エルサルバドルならではのナショナルブランドの一部をご紹介。 今後エルサルバドルへお越しの際はぜひこうしたナショナルブランドにお金💰を落としていってください💡 1.Hi

          "Made in El Salvador"

          エルサルバドルの癒されアート

          エルサルバドルの首都、サン・サルバドルは気候的には「毎日5月🌷」な感じで歩いているだけでゴキゲンになれます。そしてこれに拍車をかけるのがところどころで見かける「癒され」な絵たち。 (↓😸) (↓癒さ・・れ?) 日本にいたころは、「植民地支配とか内戦とかを経験している国で生まれるアート作品って激しそう」とある意味楽しみにしていたのですが、エルサルバドルで見る絵たちは癒し癒され。(↓「激しそうな絵」の脳内イメージ、ピカソ) 癒されアートの第一人者観光地に行っても、色使いや

          エルサルバドルの癒されアート

          "②Coffee and love are best when they are hot"(コーヒーについて:エルサルバドル編)

          (↓世界編についてはこちらをご覧ください) エルサルバドルのコーヒー生産地 エルサルバドルは中米の最小国、面積にして九州の半分程度しかありませんが、なんと25の火山があり、ミネラル豊富な土壌がコーヒー栽培に適しているのだそう。更に標高が高いので、気温が上がり過ぎることもなく雨もしっかり降る。こうした環境が相俟って、コーヒー栽培に的しているようです。 (↓エルサルバドルの生産地は主に6か所。) エルサルバドルの収穫期は10~3月で、新しい豆が市場に出るのは4月以降。豆を収

          "②Coffee and love are best when they are hot"(コーヒーについて:エルサルバドル編)

          "①Coffee and love are best when they are hot"(コーヒーについて:世界編)

          「エルサルバドル」と聞いて、まず初めにコーヒーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 私はこれまでコーヒーはブラックだと1杯飲むだけで胃がもたれる感じがしていたのですが、こちらに来てからは、最後まで「おいしい!」と感じられるコーヒーがたくさんあることにびっくりしました。 よく行くコーヒー屋さんでは、豆に加えて淹れ方も選ばせてくれ、オーダーするごとに、豆の種類、生産地、標高、乾燥方法が書かれたカードをくれます。後で比較したりできるので便利。エルサルバドルでは標高の高い

          "①Coffee and love are best when they are hot"(コーヒーについて:世界編)

          No Pupusa No Life? (エルサルバドルの国民食)

          皆さま、11月14日(日)は何の日かご存じでしょうか。 毎年11月の第2 日曜日は、エルサルバドルの国民食、「ププサ」の日🎊  以下の記事によると、「ププサの日」は2005年に政府によって制定。ププサの売り上げは年間30百万米ドル以上、25万人(人口は600万人程)の雇用を生んでいるそう。国民の4%がププサ関連の仕事に就いていることになります。 そもそも、ププサとは。トウモロコシ(または米)の粉を練った生地(トルティーヤの分厚い版)の中に、チーズや鶏肉など濃い味付をした具

          No Pupusa No Life? (エルサルバドルの国民食)

          エルサルバドルのお酒

          海外に行く度に不思議なこと。その国ならではのビールが無い国に出会ったことない。「初めの一杯が幸せのピーク」的な図は各国共通な気がします。 ↓筆者脳内イメージ像 エルサルバドルも例外ではなく、自分が知る限りメジャーなブランドは4種類。いずれもCervecería La Constanciaというエルサルバドル企業が製造、親会社はAB Inbev(ベルギー)。日本でもビールの宗派が分かれるように、こちらでも皆さんヒイキにしている銘柄があるようで、レストラン行くとメジャーなビール

          エルサルバドルのお酒

          エルサルバドル、というか中米

          気づけばエルサルバドルに住んでから1か月。そもそも中米自体どういう地域なのか、日本にいるとイメージつきにくかったなーと思います。北はベリーズ・グアテマラ、南はコスタリカ・パナマまで7か国(「中米」の定義は諸説あるようですが省略)。 中南米は一般的に「アメリカの庭」なんて表現されちゃったりしますが(されてなかったらごめんなさい)、実際、エルサルバドルでも街中にアメリカ資本のレストランや商品が並んでいます。マクドナルド、スターバックス、ピザハット&サブウェイなど、ジャンク大好き

          エルサルバドル、というか中米

          エルサルバドルに住んでみる

          皆さんエルサルバドルと聞くとどんなイメージがわくでしょうか。 私はここに来る前は何も知らず、エルサルバドルというと「凶悪犯罪発生率世界1、こわい!」くらいのイメージしか持ち合わせていませんでした。 中米の小さな国(国土は九州の半分)ですが、日本にいるとあまり馴染みのない国だと思うので、いつかだれかの参考になることを願ってブログで見たものなどゆるくゆるくシェアしたいなと思います。 日本で報道されているエルサルバドル情報といえば、今年9月にビットコインを法定通貨に認定したこと

          エルサルバドルに住んでみる