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鬼滅の刃を噛み砕く

こんばんは、夜中の1時からnoteを書き始めて、シンプルに寝落ちしたEiseiです🐾
#全集中せんかい

皆さんも体感していると思うのですが、この頃の鬼滅の刃のブームはすごいですよね🤭

僕の身の回りでいうと、ヴァレイでも流行っていますし、子供相手のボランティア先も鬼滅の刃の話題で持ちきりです

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#このツイートがネタバレですよって突っ込まれてるのを僕は観てしまった 🤫
#有名って大変だね

僕の母も、子ども相手に英語を教えていることもあり、ばっちり鬼滅にはまってました笑

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ということで昨日は母と映画鬼滅の刃を観てきたので、鬼滅から学んだことをメモがてら残しておこうと思います📝


1つ目に学べたのは現在多くの日本人が心地よく感じるリズム感

ドラゴンボールやワンピースなど、王道の格闘アニメを観てきた僕からすると、鬼滅の刃は本当に展開が早いのです😳

ドラゴンボールなんて特に、同じ敵と凄まじい期間闘っています
#アニメで言うと半年くらい同じ敵と戦ってた気がする

それに比べて鬼滅の刃は、ほとんどバトルを次回に持ち越すことがありません

僕からすると、感情移入し切れないままパパッと相手を倒し次に進んじゃうことが結構あるのですが、これこそが新しいアニメの特徴だと感じています

情報に溢れる現代では、次回アニメを待つ1週間の間にYouTubeで何十本という動画を観るのがデフォルトになっています

その中では、テンポよく物語を進めつつも、次回を楽しみにしてもらえる次展開のチラ見せをすることが重要なのかもしれません

「本編はシンプルに短く」を意識する必要があるようです。

違う見方をすると、人が善し悪しを判断する速度が速くなっていて(精度はわからないけど)、1つのエピソードを語るのに許される時間が短くなっているのかなーなんて🤔

これに適応するには、いらない情報を容赦なく切り捨て、簡潔にまとめる「編集力」が必要かなと感じました
#非常に苦手であります


2つ目に学べたのは、道徳の届け方です。

ふと冷静に考えると、鬼滅の刃ってドラゴンボール的なバトル要素が軽めになっている分、かなりメッセージ性が強いことが分かります。

もっといえば、思想が強めなマンガです。

大事な人を鬼に殺された人に対して、炭治郎が
「失っても失っても生きていくしかないです」
というシーンがあったり

「全部どうでもいいの」
というセリフに対して、炭治郎が
「この世にどうでもいいことなんてないよ」
というシーンがありました。

あなたはそんなことを誰かに対して言えるでしょうか?

思っていたとしても、僕は言えないと思います

色々な考え方の人がいるこの世界でそれを言ったら、
「相手の気持ちを考えろ!」
「お前の考えを人に強要するな!」
この辺りの批判が飛んでくるのは目に見えているからです。

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#ネットから拾ってきたやつなので僕が言われたわけではないよ


また、煉獄さんのお母さんは、
「その強さは天が与えたものです」
的な発言をしていたり、

親方様は「もうすぐ黄泉の国に行く」的な発言をしたり

#的な
#映画のセリフだから正確に覚えてない

この辺りのセリフは完璧に筆者の持つ宗教観が反映されていると思います。

ただ、こんなセリフをあなたに直接言ってくる人がいたり、テレビで発言している人がいたら、ちょっと違和感を感じますよね🤨

僕もクリスチャンだし、いわゆる宗教的と言われる考えを持ってたりしますが、それを口にすると意図と違う解釈をされてしまうことが多いので、あまりそんな発言はしません
#現実世界だったら神様がいるって言っただけで結構引かれるよ
#煉獄さんのママは神様がいる前提でもっと進んだ発言をしてる

あなたも、宗教チックな発言をした後に「あ、別に宗教信じてるわけじゃないけどw」みたいな保険をかけている人を見たことがあるのではないでしょうか


でも、アニメや漫画を読む中ではそんなセリフが拒否反応なくスッと入ってきますよね

それはなぜか。

そのセリフを受け止める人があなたではないからです

アニメのキャラクターがそのセリフを言われ、感動したり涙を流したりする

その他者同士のやり取りを観ながら、あなたは間接的にメッセージを受け取っているからです。

となると、何か道徳観や正義を伝えたければ、それを背負わせたストーリーを届けることが大事だと言うことが分かります。

また、ある道徳観と、その一例としてのストーリーを同時に受け取ることで、人は内容理解しやすくなります。

Yahooの安宅さんは、「理解することとは、2つ以上の知っている情報が繋がることとおんなじだよ♡」みたいなことを言ってました。

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#ハートは付いてなかったかもしれない

どういうことかと言うと、

『「水が気体になることを理解する」こと』

『「家のお風呂から湯気が出ているのを見た体験」と「学校で水を熱すると蒸発するんだよーと教えられた体験」が繋がること』

この2つは、脳の中で起こっている現象としては同じなのです
#これは噛み砕けているのだろうか
#伝わってほしい

なので、伝えたい主張とそれを落とし込んだストーリーを、2方向から同時に届けるのはとても理にかなっています。

「ある価値観を伝えたければ、ストーリーに載せて伝える」、これが非常に有効だと言うことを学びました。


3つ目に学んだのは、僕たちは結構言葉に騙されているなーということ

鬼滅の刃でいうと、「子供向け」という言葉が表すものと、「本当に子どもが好きなもの」は違うということを見せつけられました。

もし、子供ウケを狙って子供向けに漫画を描いたら、誰も「首を斬るシーンをふんだんに入れよう」とは言わないでしょう

物語の舞台を「大正時代の日本」に選ぶこともないでしょうし、キャラクターの名前を難しい漢字まみれにもしないでしょう

僕が子供向けに作ってと言われたら、絶対に魔法の国が舞台のカラフルひらがな二頭身アニメを作ると思います。

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#それサ ○リオさんやん
#魔法の国なのかは知らないけど

それでも、鬼滅の刃は圧倒的なブームを巻き起こし子どもたちにも大人気なのです。

でも冷静に考えたら、僕も小学生の時三国志にハマったし、きっとあなたも子どもの時にグロいもの、漢字だらけのもの、色使いが落ち着いたものにハマった経験はあるのではないかと思います。

これはほんの一例で、言葉と実態に差異があるのに、言葉のせいで思考が止められているものがきっと沢山あります。

「女性らしいデザイン」と「女性が実際に好きなデザイン」は違うでしょうし、

「ご年配の方向けの色使い」と「ご年配の方が実際に好きな色使い」は違うでしょう

こういったいつの間にか持っているイメージというのは、考えるエネルギーを減らし楽に生きられるようにしてくれますが、正しく働かないと間違った方向に進んでしまうことがあります。

固定観念に縛られすぎず、時にそれを疑って考えることが大切だなーと思わされました。



ささ、最後の偉人紹介ですが、今週はちょっと趣向を変えて、「鬼滅の刃」の推しキャラ紹介をさせて頂きます😂


竈門禰豆子

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みんな大好き禰豆子ちゃんですが、御多分に漏れず僕も好きです🤭

鬼滅の刃では、「弱い自分に勝つ」シーンが数多くありました。

修行のとき、戦いの中、色々なシーンで色々なキャラクターが自分自身と戦って勝ってきましたが、中でも禰豆子ちゃんが鬼としての欲望に耐える場面が印象的でした

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今回は見事に睡魔に負けて寝落ちした僕ですが、これからは禰豆子ちゃんを見習って心を鍛えていきたいと思います😤

人間とした与えられた有限な時間を、人のために使えるように。

#良いことを言いたかった

それではまた来週のnoteでお会いしましょう!🐾

おやすみなさい🌙

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