#9 菜園できました



畑をつくる

草と格闘すること4年目・・・・・
何とか、メインの場所は見られる程度に整っていった。
彼にこんなに土地があるなら菜園を作ったら?と言われた。
確かに!! 元々は、父が趣味の菜園をしていた場所。少しでも以前の風景に近づけたい。
父が使っていた、クワやスコップがあったので早速、土を耕す。。。
しかし、篠竹や雑草に覆われて久しいこの土地は、耕すごとに根っこやなんかが出てくる出てくる。
ミニ耕運機が欲しいと切に思った。
とにかく掘っては根っこを取り、草を取りをくり返し、タタミ1つ分もない面積を耕すのに軽く1時間以上はかかり、息があがった。
そこでバトンタッチ。
最後に畝立ては彼が行ってくれ、バジルと大根の種、細ねぎの苗を植えて終了した。

1か月後、行ってみると種から芽が出てスクスクと育っていた。
耕した所に、いくつか足跡が付いていた。耕した所を通るのはたいていネコが多い。なぜなんだ?と思いながらも、純粋に大きくなっていく様子を見るのはいいもんだ。

バジルが木に?!初収穫!!

大根やバジルは順調に大きくなっていった。
そして、冬前、バジルはもはや木ではないかというくらい、木質化していた。
大根は、短めの品種を植えていたので、1本抜いても使い切れて勝手がよかったが、収穫する時期が一緒なので大根料理ばかりになってしまう。
最初こそ喜んでいたが、最後は全部千切り大根にして干して、冷凍した。
種をまく時はズラしてまかないと、大変になると初めて学んだ。

バジルは、クルミと一緒にバジルペーストを作ってみた。
パスタやピザソースに使用し、その美味しさに感動して翌年も植えようと思っていたのに、振り返ってみるとあれ以来植えていない。すっかり忘れていた!!

バタバタと1年が過ぎていった。
翌年は、少しずつ畑の部分を拡張していった。枝豆やパクチーなどを
植え、秋口にはまた、大根の種をまいた。
前年の反省で、種は少量多品種でまくようにした。
ある日、いつものようにばあちゃんちに行ってみると、大きくなってきていた大根がアチコチに散乱していた。

齧られた大根

? はてなが飛んだ。 Why?
その大根をよく見ると、途中が齧られているものもあった。
こ、これは。。。。恐らくサル!

食べるなら全部たべてーーーーーーー
マジで頭から湯気が出そうな勢いでブチ切れた!

農家さんの気持ちが痛いくらいわかった。
私は、気ままな家庭菜園。農家さんは収入に直結だ。

しかし、毎回これでは思いやられる。私も何か対策をせねば。
そういえば、父が使っていた防風ネットがあったはず。
竹は、周りにいっぱいあるにはあるが、ここは百均にて園芸棒を調達することにした。
そして、その後、長さも太さも材質もいろいろと取りそろえることになる。
その時は知らなかったが、アミと園芸棒を押さえるパッカーというものも、今では各種そろった。
必要なものがどんどん増えていった。

#ばあちゃんち #家庭菜園#サル#大根#バジル#パクチー##



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