エルヴィス|投資家|米国株/仮想通貨

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『最高の投資は自分に投資すること』 投資家/米国市況/米国株/仮想通貨/NFT/メタバース ※投資は自己責任・自己判断でお願いします※

最近の記事

【米国市況】今後の米国市場に要注意

1.直近の株式市場の上昇惑わされたら危ない 7月の米国株式市場は好調だった上、7月26日から8月5日までのS&P 500指数は約6%上昇。 多くの企業の第2四半期決算発表が連日行われ、売上や利益を増加している企業も現れている。 ただ、これがどこまで継続できるかが大きな疑問である。 7月28日に第二四半期のGDPが発表された。速報値ではあったが、前期比で0.9%減の結果となった。 第1四半期GDPの確報値の1.6%減より改善されたが、2期連続でマイナスGDP成長になっ

    • 【米国市況】今週の主な注目予定(8月1日)

      1.「8月1日」7月 PMI(購買担当者景気指数) 6月PMIが52.3に対して、7月のPMI予想はほぼ同じの52.2。 2.「8月2日」6月 JOLTS(求人労働異動調査) 5月の求人件数は1,125万件に対して、6月の予想は1,100万件。 3.「8月5日」7月 雇用統計 6月の雇用者数が372,000人増に対して、7月の予想は250,000人増。 6月の失業率は3.6%に対して、7月の予想は同じく3.6%。 6月の平均賃金は0.3%増(前月比)に対して、7

      • 【米国市況】7月FOMC前に知っておきたいこと

        1.大幅な政策金利の利上げは景気後退を招く Federal Reserve System(連邦準備制度)の加盟銀行は預金残高の一定割合を連邦準備銀行に預け入れることが義務付けられ、預け入れるべき資金が不足している場合に、加盟銀行が互いに短期資金をやりとりする市場で成立する金利がFederal Funds Rate - FFR(フェデラル・ファンド金利)である。 6月のFOMCでFFRが1.5%~1.75%に定めた。2022年の始まりではFFR上限が0.25%に対して現在の

        • 【米国市況】今週の主な注目予定(7月25日)

          1.「7月26日」5月S&Pケース・シラー住宅価格指数 米国各エリアの住宅販売が低迷し始めている中、5月の住宅価格がどのくらい変動したかが注目ポイント。 4月のS&Pケース・シラー住宅価格指数が前年同月比20.4%上昇。 先週のCPI発表から1週間ほど経ったが、Federal Reserveは必ず住宅価格の動きをみて26日から開始するFOMCに向けて利上げ確定を進めるでしょう。 2.「7月27日」FOMC パウエル議長会見(利上げ発表も) 7月26~27日にFOMC

        【米国市況】今後の米国市場に要注意

          【TSLA】経済紙が明かさない第2四半期決算に秘められたテスラの真の価値

          テスラの第2四半期決算が発表された。売上高は42%増の169億3,400万ドル。純利益は前年同期比98%増の22億5,900万ドル。これはどの経済紙も記載してある表面的な内容である。 6月にあまり知られていないテスラとイーロン・マスクの野望について話しましたが(ご興味のある方はまずはこちらからお読みください)、今回は第2四半期の決算発表を深掘りして、秘められた真の価値を解説します。

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          【TSLA】経済紙が明かさない第2四半期決算に秘められたテ…

          【TSLA】Q2決算発表 テスラ株が急上昇する?

          1.販売台数 テスラは今年に入っても圧倒的にEV(電気自動車)の販売台数で世界のトップを走っている。 しかし、CEO(最高経営責任者)のイーロン・マスクは今年の4月に販売台数を昨年より60%増できると発言されたが、テスラが今月に2022年上期販売台数を発表した際に目標数字を60%から約50%増に修正した。 50%増であれば140万台数、60%増であれば150万台数を販売しないといけなくなる。 上期で56万台なので、単純計算で1年間で112万台となる。もちろん購買繁忙期

          【TSLA】Q2決算発表 テスラ株が急上昇する?

          【米国市況】7月消費者信頼感指数 やや上昇

          1.まだ過去最低レベルだが、若干の上昇で前向き方向 速報値だが、予想と6月の50.0に対して7月の消費者信頼感指数が51.1に上昇。景気後退やインフレの不安はまだ継続中だが、若干の上昇をみせた。 2.インフレ期待が低下、インフレから抜け出す兆し 1年先のインフレ期待が5.2%に低下。6月の5.3%。 5年先のインフレ期待が2.8%に低下。6月は3.1%。 直近のガソリン価格の落下でインフレ期待が低下。前月対比で-8.7%低下している。 ガソリン価格のピークが過ぎた

          【米国市況】7月消費者信頼感指数 やや上昇

          【米国市況】株式市場の底入れを見抜く3つの指標

          1.VIXが40を超える 最初に簡単にVIX(恐怖指数)について説明します。 Volatility Index または、VIXは株式市場の先行きに対する投資家の心理状態を表す指数。米国株価指数S&P500を元に算出・発表している数値で市場が今後30日でどのような変動を見込んでいるのかを指標で示している。 VIX指数が高い時は市場が不安定な状況で株価が激しく変動する。また、0~100までの数字で表されて、基本的に10~40の範囲で変動する。 7月14日(アメリカ時間)時

          【米国市況】株式市場の底入れを見抜く3つの指標

          【米国市況】6月CPI うなぎ上りなインフレ

          1.今度こそがインフレのピーク 前年同月比でCPIが9.1%上昇。事前予想値(8.8%)と比較して+0.3%上昇。 高騰物価の影響を受けやすいエネルギーと食料品を除いたコアCPIは5.9%上昇。予想の5.7%を超えた。 今回のCPI上昇で41年ぶりのインフレ上昇。今度こそがインフレのピークと願う人は少なくはないでしょう。 2.米国経済の生活負担が限界を近づいている 物価高騰が続いてしまうと米国経済に大きな生活負担がかかってしまう。 ガソリン高騰が7月13日時点で全

          【米国市況】6月CPI うなぎ上りなインフレ

          【米国市況】今週の主な注目予定(7月11日)

          1.「7月13日」CPI(消費者物価指数) CPI予想は8.8%。6月CPIは8.6%だった。8.8%を超えたら、Federal Reserveのインフレ対策はますます強化(大幅利上げ)されるでしょう。 2.「7月15日」ミシガン大学 消費者信頼感指数(速報値) ミシガン大学が7月の消費者信頼感指数の速報値予想が50.2に対してどこまでブレるかが注目。

          【米国市況】今週の主な注目予定(7月11日)

          【米国市況】速報! 6月雇用統計 雇用者増加が止まらない

          1.雇用者数の勢いが止まらない 予想の250,000人に対して、6月の雇用者数は372,000増加した。5月の雇用者数は390,000人増だった。 これだけ雇用者数が増加すれば景気後退の懸念は払拭されると思われがちだが、どうしてもFederal Reserveの政策金利の利上げが気になる。 前回でも話しましたが、アメリカの夏休み期間であっても雇用者数をもう少し低めに抑えないと積極的な利上げが実行されてしまう。 https://note.com/elvis_toushi

          【米国市況】速報! 6月雇用統計 雇用者増加が止まらない

          【米国市況】6月FOMC議事録に隠された真実

          1.政策金利の利上げ  6月に開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)でパウエル議長は0.75%の利上げ可能性は低いとが言及したが、FOMC議事録には6月と7月は0.75%の利上げの確率は低くないと記載してあった。 公の場でパウエル議長は0.75%の利上げは稀であると主張しているが、実際のFOMCでは0.75%の利上げが浮上していた。大幅な利上げによる不安定な先に備えるべきでしょう。 2.GDP成長 今年の1月~3月と比較して、GDPは回復しているという内容が議事録に

          【米国市況】6月FOMC議事録に隠された真実

          【米国市況】5月JOLTS 求人はまだまだ募集中

          1.JOLTSとは? 全米の労働力不足に関する労働需要面を採用側から見た指標である。求人数のほか、求人率、採用数、採用率、離職者数、離職率も公表している。 2か月遅れで発表される(7月に発表される実績は5月のもの)。 2.5月の求人件数が予想を上回る 5月の求人件数は1,125万で、予想の1,100万件を超えた。 また、4月の求人件数のデータが更新され、1,168万件となった。(前月比 -3.68%減) 5月の失業者数は595万だったので、労働可能な人に対して1.

          【米国市況】5月JOLTS 求人はまだまだ募集中

          【米国市況】6月PMI 需要はどこへ行った?

          1.PMIとは? 企業の購買担当者らの景況感を集計した景気指標。PMI値が50を上回ると景気拡大(回復)、50を下回ると景気後退の判断ができることもある。 2.6月の総合PMIが予想を超えているが、前月比で減少 予想の51.2に対して、6月の総合PMIが52.3に達した。ただ、5月は53.6だったため、前月比で下がった。 また、S&P GlobalのIHS Markitが正式に出されているレポートでは今の米国経済状況をとても分かりやすく説明しているので、英語での記載で

          【米国市況】6月PMI 需要はどこへ行った?

          【米国市況】今週の主な注目予定(7月6日)

          1.「7月6日」PMI(購買担当者景気指数) 6月の総合PMIは51.2の予想であり、5月の総合PMIと同じ指数である。 PMI値が50を上回ると景気拡大(回復)、50を下回ると景気後退の判断ができることもある。 PMIに関して先週の記事で少し詳しく書きましたので、もし良かったらお読みください。 2.「7月6日」JOLTS(求人労働異動調査) 全米の労働力不足に関する労働需要面を採用側から見た指標である。求人数のほか、求人率、採用数、採用率、離職者数、離職率も公表し

          【米国市況】今週の主な注目予定(7月6日)

          【米国市況】速報! 住宅価格の上昇がついに鈍化

          1.S&Pケース・シラー住宅価格指数とは? スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が発表する、米主要都市の一戸建て住宅価格を示す指標である。また、住宅価格指標は3ヶ月間の移動平均値である。 2.まとめ 4月の米国住宅価格が前年同月比で20.4%上昇。3月は20.6%だったので、わずかだが住宅価格が減少傾向。最後の前年同月比減少は2021年11月だった。 米国南部の主要市(アトランタ、シャーロット、ダラス、マイアミ、タンパ)の住宅価格は引き続き上昇している。 Fed

          【米国市況】速報! 住宅価格の上昇がついに鈍化