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静寂の中にある温もり

映画「椿の庭」を観てきた。

静かに美しく、時が流れていく。
あるものは当たり前ではなく、
誰かが守り続けてくれていたから。

今の住まいがあるのも父母が守ってくれていたから。辿ると祖母がいてくれたおかげ。

会うことのできなかった祖母。
亡くなった父。
今も守り続けてくれている母。
に感謝の気持ちがわいてきた。

そして、我が家が今もそこにあること、我が身を守ってくれていることに、家への愛が深まった。

実家がなくなったらと想像すると、
やっぱり寂しく切なくなる。
そこにあった歴史や温もりも消えてしまいそうで。
家にも感謝しつつ大切にしようと改めて思った。

とてもとても愛おしく愛を感じた。

私の祖母はどんな人だったんだろうと想いをはせた。

写真家の上田義彦さん初監督作品と知り観に行ったこの作品。映像が本当に美しかった。視点や切り取り方が写真家ならではの目線だということを感じる。静けさの中にも温もりを感じるような、愛や愛情の中に哀愁が帯びているような、愛しさと切なさがせめぎ合う感覚がした。

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