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【大学受験】面接・プレゼン・集団討論に備えよう! プレゼン編 その1

 皆さん、こんにちは。えむ@非常勤講師&大学受験アドバイザーです。

 前回まで、二次選考で課される「面接」対策についてまとめましたが、今回からは「プレゼンテーション」対策です。


■二次選考でのプレゼンテーション

 大学・学部によっては、面接に加えてプレゼンテーションを課すところもあります。

 面接が受験生の「人となり」を掘り下げて知る狙いがあるとすれば、プレゼンテーションは受験生の実際の能力をみるためのものといえます。

 つまり、受験生の思考力・編集力(情報処理能力)・表現力等などの総合的かつ実践的な能力をさらに一歩踏み込んで知るためのものなのです。

■プレゼンテーションのパターン

 プレゼンテーションの出題パターンはだいたい以下の2つに分かれます。

 パターン①…事前に課題が与えられ、指定された形式にしたがって素材を作り、完成したものをその場でプレゼンするもの。
 例:同志社大学

 パターン②…その場で課題と資料作成時間が与えられ、その資料をもとにプレゼンするもの。課題は、単にそれだけ出される場合もあれば、講義を受講したうえでの場合もあります。
 例:九州大学 教育学部


■パターン①…事前課題型

 事前に課題と形式が指定されているパターンにおいて、その課題発表時期は、募集要項の発表と同時か、一次選考(書類選考)の合格通知とともに伝えられるかのいずれかです。

 この場合、課題発表の時期によって準備期間の長短はあるものの、課題の意図を汲んでしっかりした内容のものを作成することが求められます。

■パターン②…その場で作成・発表型

 課題はその場で発表されるため、何がどのように問われ、どういう形式で発表するのか分からず不安になるかもしれません。しかし、その不安は受験生全員同じです。

 とはいえ、過去にどのようなテーマで課題が出されたのか、あるいはどのような形式が求められたのかを調べ、傾向をつかんでおくと安心ですね。 

 このパターンの場合、各受験生にペンや模造紙等が与えられ、制限時間内にパネル状のものを作成して、それらを示しつつプレゼンを行っていくという形式が多いです。

 今回はこのくらいにして、次回はプレゼンテーションの資料作成上の注意点をまとめていきたいと思います。

 


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