見出し画像

キャリコンのひとりごと〜いろんなことがアレコレ溜まる

キャリコンとして、中学校のキャリア教育をメインに行っています。
今年もあと少しになりました。

中学校のキャリア教育は、5月から12月の間で、今年は8校に31回伺い授業は58時間行いました。

中学校の担当の先生から依頼を受けていますが、次年度の年間計画として、年度末に連絡をくれる学校は少数派で、依頼の電話やメールが集中するのは、夏休みの最終日がほとんどです笑

まあ、これもまた予測できますし、その時期に10〜12月までのスケジュールは真っ黒になるというのが例年のことです。

連絡をくれる先生たちは、多くの方が、とても丁寧に依頼してくれます。
ところが、必ずと言っていいほど、年に1校くらいはトンデモな連絡をくれる先生(学校)があるのです。
今年もまたそんな連絡が来ました。
「トンデモ」の中身はまあいろいろですが、大きく分けると「礼儀を欠く」「必要な情報が無い」「依頼内容に現実味がない」ですね。

「礼儀を欠く」


これはもう想像に難くないと思いますが、
・詳細はメールします。と言ったっきりメールが来ない。
・メールの文面が、携帯メールかLINEの様。
・挨拶がないのは百歩譲るとして、フルネーム(自己紹介)が無い。
・言葉遣い。

「必要な情報が無い」


メールでも、口頭でも
・何年生の何のテーマなのか、
・何クラスで何人なのか、
・全体なのか学級でなのか、
・場所はどこなのか、
・何時間目なのか、
・何時何分から何時何分までなのか
最低限このくらいの情報は、こちらがいちいち訊かずとも、欲しい。
けれども、これをいちいちこちらから問わないと返ってこない。

「依頼内容に現実味が無い」


・「1コマのテーマを2時間分やってくれ」
1コマは授業の1時間分なので、もう1コマ分テーマの希望を訊くと、
・「ちょっと伸ばして話してくれればいいんですよ」と返ってくる。
・反対に「3コマ分のテーマを2時間でやってほしい」→それはできないと言うと、
・「ちょっと削ってまとめてくれればいいんですよ。」と返ってくる。
そういう提案をしてくれる。
・一応ね、検討するけど、3を2にすると言うことは、内容を1コマにつき3割減らさないとならないけどね。そういうこと考えてるかな?
・そして今年は、例年通りやってくれと最初にきた。例年(前回は3年前)は1コマなので、1時間でやりますと返したら「もう2時間とっちゃったから、2時間やってくれ」と返ってきた。じゃあ例年通りじゃないじゃん。では、もう1コマ分のテーマは何がいい?と訊いたら、グループ練習(それはそもそも1コマ目に入っている)でひとりひとり指導してくれればいいとの返事。102人ね💦

私だって大人だから

言わんとしていることはわからないではないよ。
だーらだらと2時間使ってグループ練習をさせて、そこをぐーるぐる回ってちょいちょいと声をかけておけば、まあ体裁は整うんじゃないかってことね。

でもね、それではどうにも受け入れ難い。
より役に立つ時間を生徒さんに提供したい。
そしてやっぱりやめますとも私からは言えない。
間に入っている方がいるし、なにより、そういうことを言ってくる相手には腹が立つけれど、生徒さんたちに腹が立つわけではないし、生徒さんたちの人生の選択と挑戦の場面に、学ぶ機会を失わせてしまうことは、私の方からはできない。

さらに実は、今年行ってきたキャリア教育の授業で、生徒さんが2時間は持たない場面を多く見てきた。
体育館に全員座らせて、2時間続きでやる意味とか意義とかがわからないなあと思う事が多かった。
でもねえ、どうにか有意義な時間にできないかを考え続けている…
あと1週間だけどね笑



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?