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キャリコンのひとりごと〜この時期は…

〈2019.5.11〉

アドバイスしたがる人は、

「それなら○○がいいんじゃない?」
「私は○○だったんだよね~だから…」
「○○っていうのもあるんじゃない?」

などと言う。

相手の気持ちを汲みたがる人は、

「大変だよねー」
「それは辛いよね~」
「それは嫌だったね~」

などと言う。

それを、クライエントが欲しい度合いで繰り出せているのかどうかを考えず、自分の好きなタイミングで出す。

その人は、アドバイスが欲しい訳じゃなくて、今、自分が起こそうとしている行動の見通しが知りたいだけかもしれない。

「大変なんです」とか「辛いんです」とか思ったり、言ったりせずに事実を説明しただけで、他者から辛いだの大変だのと勝手に価値付けされちゃうとどうなのか?


この時期は、4月に入社した新卒採用者の「辞めたい」相談が増える時期です。

「たった一ヶ月ぅぅぅ?」
「ええー?もったいないじゃん」
「甘いんじゃない?」

そう思ったあなた、それはすべてあなたの価値観です。

嫌なものは嫌だし、辛いものは辛いし、行きたくないものは行きたくないんです。
ただ、本当に辞めてしまうかどうかは、本人が悩んで悩んで決めるものだし、迷って前言撤回する事を何度も繰り返すことだってあります。
それもすべて本人の経験。

「今あなたが起こそうとしている行動のその先は、Aってことになるか、Bってことになるかと思います。Aであれば、A'する必要があるだろうし、Bであれば、B'のことも準備していかないとならないだろうけどね…」

そんなやりとりをした10連休明けでした。

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