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未来との繋がり

ここ数ヵ月、今までを振り返ることが多かった。
病気で、当たり前のことができなくなって4年。(手術を含めたら6年)
世の中も、当たり前が当たり前じゃないことに気がついて1年半。

何がしたいのか、何を心地好いと思っているのか。今を知るために考えていたものは、いつのまにか未来のことを考えていた。
今を生きるって決めたのに未来をみてる自分がいる。面白い気づきだった。

そんななか、.dotoがまたもや賑わいはじめた。道東の未来 それも1000人の。
怒涛の道東が始まる匂いが流れるw

ドット道東メンバーのそれぞれのnoteをみながら、みんなとの出会いを思い出し、過去を振り返り未来に向けて考えるシンクロが起きた

この流れにのっかって、自分の未来を、じゃないほうの未来を振り返りながら向き合ってみることにした。

ドット道東との繋がりは、6年前の側弯症手術後でリハビリがてらゲストハウスWAYAの改築に参加したことからはじまる。

ここからの繋がりで、北海道に面白いことをしている人がいる。田舎を面白くしたいと思っている人がいると知り、繋がりが枝分かれして広がっていった。

ME/CFSになり手術後のように、前へ進むだけではうまくいかない、頑張れば頑張るだけ症状が強くなり思うようにはいかない病気になり家にいることが増えていった。
それでも楽しそう!と心が動いたものには行動しようと下川町の森ジャムや更別村の脳天直撃学校祭、偶然参加できた東京でのリトルドートーなど、動いていくこと、再会を繰り返すことで繋がりが繋がりをうむ広がりは続いていった。そして、アンオフィシャルガイドブック.doto制作のお手伝いできた時間は、それぞれの土地で生きている、道東への想いを直に感じられる貴重な時間を体感させてもらえた。

病気にならなければ生まれない出会いの繋がりから私の今はできている

病気や障害は悲しいもの。そういうイメージは拭えない。障害があるから特別でありたいとも違い、同情や可哀想という気持ちをもって欲しいわけでもない。だからと、できないことを求められることも苦しくなる。

障害は個性だからと健常者からの言葉は
さめた目でみてしまうし、当事者に向かってその言葉を伝えられる?と問いたくなる。
できないことが増えるとひねくれる(笑)

体調が悪くなり半年後にやっとPOTSと診断されてから4年目の今年にFacebookに書いた言葉

午前中動けなかった自分が
今、午前中に
文章が書けていることが奇跡で

看護師として働くことを諦めた自分が
今、短時間でも
看護師として働けていることに感謝で

失われたものは多いけれど
今を 身近な幸せを 大切に思える自分がいる

我武者羅に 「本当にこれで良いのか」と
自分に問い続けながら
沢山のことを手放し
足りないものを吸収した

前へ前へ進んでいったことから得れたもの

できていたことができなくなり
できなかったことが
できるようになる繰り返しは
そんな簡単な時間ではなかった

回復したからと無理をすれば
体は素直に反応し 体調は悪化する
変化の波の早さに、些細な無理への反応に
心が追いつけなかったり
何クソって踏ん張ったり
今でも良くわからない世界の中にいる

それでも、その日、その時の
「このくらい」の意識と共に
自分を愛でながら ゆっくりと前へ
日々邁進

病気と共に生きることは孤独だ。
時には、もっとできるんじゃないかとできない自分を自分で責める事もある。
病気が長く続くと、普通の基準もわからなくなり、今の私は頑張ってる?無理してない?怠けなの?努力が足りないの?
病気があると静かに家で暮らさないといけない?これは贅沢?我が儘なの?
あらゆる問いに悶々とする。

今の私の生活には、病気がなければ出会わなかった人ばかりだ。
病気があったから、本を読むことが楽しくなったり、諦めたライブに行くことをやっぱり後悔したくないと、どうしたら楽しめるのか考え実行したり、自分のことを沢山愛でて、俯瞰することで自分の心が感動することを知ることができた。

自分が心地好い「自分」を保てるように、身近な自然に癒され喜び、不意に訪れる場所や他愛もない話ができる人がいて。孤独ではないこと。いろんなものと共に在る世界にいたんだと、「本当にこれで良いの?」と問いながら病気を通して今の自分は豊かで満たされているんだと、身近に幸せが溢れていると気づくこともできた。

病気じゃなくても、今の状況をお互いが受けとることを大切に。今、目の前にあることを誰かに受け取ってもらえたり、大丈夫と言われることの心への浸透力は原動力へと変換する。

私が書いているnoteや言葉が心に響く、心に届くと今年になって伝えてくれる事も何度かあって、私は本当に人に生かされているなと心がじわじわと温かくなってありがとうで満たされた。

私の未来

・身近な幸せを感じ、心地好い自分を保ちながら面白いことに向かっていくワクワクできる自分でいること

・病気があってもなくても、年齢も性別もカテゴリーなんて関係なく混ざり合える、お互いが何かわかる、そうなんだと受けとめ合い、中庸であれる。ここにいて良いんだ、ここに行きたい、会いたいと思える場所や人へ変わらずに繋がっていくこと
ふらっと気ままに遊びにいける、思い出づくりができるように

・障害があっても楽しんでいいんだ、面白く生きていいんだと思えるように
私の言葉で行動で自分も頑張ろうと思えるきっかけに少しでもなれる、言葉を届け続けられる人でいる。 真っ直ぐに 素直に 偽りなく

ついつい頑張ってしまう自分を抑えながら
ゆらぎながら もがきながらも
「このくらい」のチャレンジを繰り返して
頑張らないことを頑張りながら
楽しいに向かって面白く生きようと思う

そしていつか、以前つぶやいたような

大自然のなかでも生きることが可能なくらい健やかになって、自然溢れる場所ですごしている未来の自分がいることを願って

道東との未来の繋がりをこれからも楽しみに

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