【新機能】ヒントの設定方法【演習セット】
夏休みになりましたね。夏休みは先生にとってもアップデートする良い機会ですよね!部活を除けば(本校は夏休み中の部活がほぼないのですが…),計画的に自己研鑽できる良い期間です。
そこで,7月最後の飛び込み記事はGoogle Classroomの新機能の演習セットについて,まだ言及していなかったヒントについてまとめておこうと思います。
- 演習セットとは
演習セットはGoogle Classroomの機能の1つです。
最近Google Classroomを開いたなら,ページのトップにお知らせが出ていることに気づいたのではないでしょうか。詳しくは私の以前のポストを読んでもらえたら嬉しいです。
- 演習セットの取り組み方
演習セットは自学自習に向いており,個別最適化を目指す授業で効果がありそうです。これも詳しくは過去のポストにあります。
まず入力方法が多岐にわたっていて嬉しいですよね。特にiPadのようなタブレットを生徒に持たせている学校ならば,手書き入力は待ち遠しかったのではないでしょうか。
数学科としては数式入力が嬉しいですし,同等の回答を許可してくれる機能もかゆいところに手が届いてますよね!
- ヒントとは
また,演習セットには生徒向けのヒントやリソースを有効にするスキルを追加することができます。問題にヒントをつけることができると考えて良いと思います。
問題の解き方がわからないときに,ヒントを見ることができるので,より自学自習を進めることができますね。
- ヒントの設定方法
問題にヒントを追加する方法は簡単で,各問題の下部にある学習内容を編集することです。ただし,自由に設定することはできません。学習内容を検索というバーにキーワードを入れてみてください。今回は因数分解の演習セットなので,とりあえず「因数」と入力してみました。
すると,画像のように候補が複数表示されるので,最も適すると思われる候補を選択してください。自動で学習内容に追加されます。また,さらにヒントを設定することも可能です。
では,生徒として試すをクリックしてみましょう。ヒントを設定していない他の問題と異なり,右側に電球のマークがあることがわかります。この電球をクリックすることで生徒はヒントを見ることができます。
上の画像のようにヒントが表示されます。
えぇ,英語です。英語なんです。
ヒントには動画もあるようですが,これも私が見つけたものは英語でした。
もちろん訳せますが,生徒のことを考えれば日本語が欲しいところですね。
ん〜作りたい!
自分で作るからヒントとして設定させてください!と思いました。画像も動画も作れますよ〜と言いたいところですが,Googleさんの方で鋭意作成中だったりするんですかね?GEGの可能性もあるかな?
実は天邪鬼な性格なので,すでにたくさんいるGoogleの認定教育者になろうとはしていない(最近はVRや3Dプリンターに力を入れていて,そっちの第一人者を目指したいな,と…)ので,ここら辺の情報はわからないんですよね。面目ない。
でも制作に関われるのであれば,認定教育者の試験を受けるのもやぶさかではないです。三日坊主を克服しなければ…!
- まとめ
演習セットのヒント機能は素晴らしいと思います。
ただ,英語のみというところが日本の教育現場で普及させるには課題として残ってしまいます。
あとはこの演習セットは共有できるのですが,そこの説明にある「Google Workspace 内の確認済みの教師がこの演習セットをプレビューして、コピーを作成できる」がちょっとわかりづらいです。同じ数学科の先生にリンクを送ってもダメだったんですよね…Google Workspace 内の確認済みの教師とは?今後の課題とします。
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