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【MEO対策】Googleの口コミの増やし方 アイディア3つと注意点

国内でも月間4,000万人以上が利用し、目的地を探す地図アプリから行きたいお店のレビューを探す口コミプラットフォームへと拡大しているGoogleマップ。実店舗をもつ業態では、規模の大小を問わずGoogleマップ(Googleマイビジネス)の活用が日に日に重要性を増しています。今回は、そんなGoogleマップでの口コミ記入を促す施策とそのやり方をご紹介いたします。

なおこちらは、当社公式ブログ記事をもとに再編集した記事です。ご興味を持った方は、ぜひ元記事もご覧ください。

口コミを増やすためのポイント

人は、良いほうでも悪いほうでも、「心が動いた時」に情報を拡散したくなります。ですから良い口コミをたくさん集めたければ、まずは顧客の心を良い方向に動かす商品やサービスを提供することが大前提です。

ただし、それだけではなかなか口コミを増やせない、と実感されている方も多いでしょう。そこでちょっとしたテクニカルなアイディアが必要になるわけですが、ポイントは、

口コミ記入のハードルを物理的・心理的に下げる施策を実施する

ということです。

物理的とは、口コミを記入するまでのステップを少なくすること、心理的とは、書くのをためらう状況を減らすことです。書こうと思ったときにすぐ書いてもらえるような環境を整えることが、口コミを増やすためには大切です。

ではその方法について、具体的に見てみましょう。

その1.口コミ記入リンクを取得し、ボタンを配置する

Googleマップなどの情報を管理することができるGoogleマイビジネスに登録すると、管理するロケーションに対して口コミを記入するためのリンクを取得することができます。

こちらも読む:MEO対策 – Googleマイビジネス(GMB)に登録してWeb集客を始めよう

このリンクをボタンとしてWEBサイト内に配置することで、導線として活用することができます。

口コミ記入リンクの取得方法

口コミ記入リンクは、Googleマイビジネスにログインし、ホーム画面内にある「口コミを増やす」カード内の「プロフィールを共有」ボタンをクリックします。「審査をリクエスト」というタイトルと共にURLが表示されますので、クリックしてコピーすると口コミ記入先リンクを取得することができます。

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口コミ記入ボタンをウェブサイトに設置する

このリンクをメールやTwitterなどでお客様にお知らせすることもできますが、みなさんのホームページなどWebサイト上で、口コミを記入するためのボタンを配置するのがオススメです。(以下はスクリーンショットです。実際の動作確認は、当社公式ページの元記事にてご確認下さい。)

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口コミを記入するために、わざわざ他のページに行ったり、メールを送ったりする必要がなく、1ステップで口コミ記入画面に行くことができるので、サイト閲覧者の方にとっても次の動作が非常に分かりやすくなります。

ボタンの設置にはHTMLを少し編集する必要があるのですが、それほど難しくありません。「HTML ボタン リンク」などのキーワードで検索すると解説記事がたくさん出てきますので、参考になさってください。

その2.QRコードを生成し、リアルの場でお客様の目の届く箇所に散りばめる

WEBサイト上ではボタンの配置によって、サイトからGoogleの口コミ記入へとスムーズに遷移させることができるようになりますが、紙媒体や実店舗での露出においては同様にはいきません。

そこで紙媒体等からリンクさせるためにはQRコード(※)を活用することがオススメです。

※QRコードは㈱デンソーウェーブの登録商標です。

QRコードが手軽に作成できるツールやサイト(『QRのススメ』など)を利用すると簡単に作成できます。作ったQRコードを、『Canva』などのデザインツールを使って目の届きやすいデザインにする工夫も、効果的です。

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その3.投稿された口コミをWEBサイトに埋め込んで表示させる

最後の3つ目は、お客様が口コミを書く際の心理的なハードルを下げるため、実際に投稿された口コミを活用し、さらなる口コミの増加を目指す方法です。

口コミをいざ書こうと思っても、誰も書いていない、あるいは極端に口コミの数が少なく、書くのをためらったことがあるかもしれません。また他の人が何を書いているのかを見た上で、口コミを書き込む判断をすることもあるでしょう。

そこで、他の人が書いた口コミを見せ、「みんなも利用したことがある」「みんなも書いている」という安心感を与えつつ、新たな口コミを誘発するのです。

Googleの口コミであれば、Google My Business APIをもとに開発された口コミマーケティングツールを活用することで、自動で口コミを収集しWEBサイト上に埋め込んで表示させることができます。

例えばこんな感じに。(こちらスクリーンショットです。ボタン等実際の動作は当社ブログの元記事にてご確認下さい。)

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上のスクリーンショットは、口コミマーケティングツールの一つである当社製品のEmbedSocial(エンベッドソーシャル)を使って表示した例です。

エンベッドソーシャルは、Googleの口コミに限らず、皆さんがご自身で集めた口コミも、ひとまとめにしてウェブサイトに表示できます。コーディングなどは不要、みなさんのGoogleロケーションを紐づけるだけで、口コミやボタンを表示できます。

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こういった既存のツールに頼らず、APIを使って皆さん自身でオリジナルツールを開発することもできます。ただし、様々な手続きやメンテナンスも必要となるため、なかなかハードルが高いということは言えそうです。

もし口コミマーケティングツールにご興味があれば、ぜひ一度当社サイトを覗いてみてください。

さいごに Googleのガイドラインは遵守しましょう

Googleの口コミを増やすアイディアは、もちろんほかにもあります。しかしときに行き過ぎた施策はGoogleのガイドラインに違反する可能性があり、口コミの削除やアカウントの凍結に繋がる恐れがあります。ルールの範囲内で正しく運用するのが大切です。

Googleはガイドライン( マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー ヘルプ )で、いくつかの方針を紹介しています。例えば以下のようなことは、このポリシーに抵触する可能性があり注意が必要です。

- 虚偽の口コミを作成して評価を操作する行為

- 関わりの深い拠点や利害関係に位置する拠点への口コミ

- 謝礼として金銭を授与する行為

最近ではGoogleマップの検索順位向上を目指すMEO対策という言葉も普及し、MEO対策のサポートを専門に行うビジネスも多く見られるようになりました。反面、虚偽の投稿による口コミでの水増しなどの悪質なケースも増え、ガイドラインに対する遵守がより厳しく求められるようになってきています。

今回ご紹介したように、口コミはルール違反をしなくても増やす方法があります。たくさんの人が目にするGoogleの口コミ。より多く集めて、皆さんのビジネスを加速させましょう。

※本記事では2021年8月現在の内容をもとに、口コミ投稿に関するGoogleのガイドライン一部を抜粋してご紹介いたしました。最新の情報ならびにガイドラインの内容に関するお問い合わせはGoogleのサポートページをご確認ください。(ローカルガイド ヘルプ「禁止および制限されているコンテンツ」)

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