強くて かっこよくて 制服みたいな衣装が戦闘服に見えた。

みんな違う人間で音楽で表現で
みんな一緒にこの心に染み込んでいくバンドに魅了されていた。

BiSHもそのひとつだった。
何かを壊すように
何かと戦うようにステージに立つBiSHの
力強さやカッコ良さに惹かれた。

ひとりひとりをじっくり見るとみんなそれぞれの言葉や表現があって、だけど進む足跡はみんなBiSHとその先に続いていて。

強さだけじゃない、寂しさ。苦しさ。なみだ。痛み。弱さを知った時、
自分が見ていたBiSHの強さは、弱さゆえの強さで、弱いからこそこの熱量で表現出来たり、大きく手を伸ばせたりするんだなと思った。

BiSHはもう3年くらい、解散と向き合っていて、ちょうどその頃くらいから、強さだけじゃない、儚さや寂しさの表れる歌声や表現がすごく綺麗で。
強く進んで手を伸ばして伸ばして進んできたBiSHが、
夢や目標を掴んで行くたびに
次は優しく手を広げるように音楽や色んな活動を行なっていって、そのままとっても広い、ドームに向かっていくんだよな。

アイナちゃんのことを好きなった時は、
アイナちゃんの弱さを知った時でした。
強さも弱さも、ステージで綺麗に咲かせるアイナちゃん。
私はそのお花を沢山貰ってその度に心を彩ってもらっていました。
BiSHのアイナジエンド と出逢えた日から約6年。ほんとうにありがとう。