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【大人の読書感想文】めんどくさがりなきみのための文章教室

 来ました!はい、はやみねかおるさんが書いた文章の書き方の本です!ぼくが最も好きな作家さんです!はやみねかおるさんは元々小学校の先生なので、よくよく考えればこういった本を書くのに最適な作家さんですね。

 文章の書き方のお作法だったりコツが書かれている本なのですが、中身は堅苦しいものではありません。
 作文を書くのが苦手な中学2年生の文岡健くんが10万回くらい生きたといううさんくさい猫と出会います。うさんくさい猫の名前はマ•ダナイ。小説家の家に飼われてたこともあるやら児童文学作家にアドバイスしてデビューさせてやったやらと言葉巧みに健くんをだましてまんまと健くんの家に住み着きます。そして作文に困る健くんにいろいろなアドバイスを送ります。そのアドバイスが文章の書き方のコツになってるって感じですね。アドバイスが的確で分かりやすいのはもちろんなのですが、本業が作家さんなだけあって抜群に読みやすいですね!健くんとダナイの掛け合いも面白いです。この辺りははやみねさん好きなんで余計にそう感じたかもしれません。

 この本を読んで感銘を受けた部分はめちゃくちゃたくさんあるんですが、好きだったのは
めんどくさいと思うことは才能!
と言う部分ですね。バレットジャーナルすら1weekにしてしまうくらいめんどくさがりなぼくなので、その分野では才気あふれる男と言ってもよいでしょう。話がそれました。あと個人的に好きだったのはダナイの前の飼い主の児童文学作家の教育実習日誌のお話ですね、さすがははやみねさんと思いました!

 

 因みにぼくがこの本を読んで決めたことが2つあります。
•200字日記に挑戦すること
•子どもが小学生になったらこの本をプレゼントすること
 この本を小学生くらいで読んどけば文章を書くことを好きになってくれる気がするんですよね。

 

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