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卵管造影後の抗生剤■腸内環境を整えるチャンスにする

抗生剤を久方ぶりに飲んだ。
というか、いつ飲んだかも覚えていないので、もしかしたら人生初だったかもしれないけど、一度くらいは何処かのタイミングで飲んでいるだろうと思う。

卵管造影検査後の感染症予防として、1日分抗生剤を飲むそうだ。

で、この抗生剤。体内の細菌を壊したり増えるのを抑えたりしてくれるので、場合によってはとても必要な薬。
だけど、「この細菌だけターゲットにします!」みたいなことはできないわけで、
多用すると腸内細菌が死んでしまうと言われているし、
不用意に多用して、抗生物質耐性菌が増えて効かなくなってしまうことも起こり得るから、すごく注意したいな、と思っている薬の1つ。

さらに普段抗生剤を飲まずとも、
日本では家畜の餌に抗生物質が混ぜられていることも多いので、
知らず知らずのうちに食品から摂取していることもあるから気をつけたいところでもある。

そんな抗生剤、久しぶりに飲むのでちょっとドキドキした。

そしたら、案の定(?)副作用で、下痢が続いた。

腸内細菌にテキメンやん!!!こんなに体感があるとは・・・

なんだかちょっとショックだった。
妊活においては子宮内フローラもきになるし、
となると腸内環境も整えておきたいと思っていたから。
それから、今後何かの折に服用せざるを得ないとき、また下痢か…というショックも。
これ、腸内環境総崩れしたら、免疫も幸せホルモンも下がって、
本末転倒なんじゃ・・・とまで思えてきて焦った。

だけど気づいた。

腸内環境を整えるために、あえて抗生物質を使う場合もあるらしい。
つまり、
悪玉菌も一度抗生物質でリセットされるから、
これから、善玉菌と日和見菌を増やすために整えてしまえば良いではないか…!!

そうやそうや、と自分で納得できると安心するもの。

いざ対策に乗り出した。
まずは下痢で胃も不快だったので、漢方薬。
それから、ストックのあった(というか飲みサボっていた)プロバイオティクスのサプリ。
葉物野菜とお味噌汁。納豆。塩麹。

どうだー!我が家にあるお腹に良さそうなもの総動員。菌活。腸活。

ついでに、作り置きの酵素ジュースも飲んだ。
ちょうどお試しでスピルリナのサプリもポチっていたからそれも。

頼む、お腹さま。腸さま。良い機会だから、良い環境づくりをしよう!

もはや自分の体だけど、擬人化。笑 お腹に話しかけながら、せっせとできることを始めてみた。


結果・・・


すごくよかったかもしれない!
なかなか根深くなりつつあった便秘が、なんと改善した。
何をしても響かなかったこの子が、いよいよ元気になりだした…!

赤ちゃんはお母さんから腸内細菌を受け継いで生まれるというから、ずっと整えたいと思っていたし、
便秘は子宮や卵巣を圧迫する可能性もあるし、子宮を冷やすと聞くから嫌だなぁと思っていた。

それがこんな形で、チャンスをもらえるとは思ってもいなかった。

何事も、捉えようだなぁ。


卵管造影検査をする場合は、
その後の抗生剤が、腸内環境を整える絶好のチャンスだと思うといいんだね。

妊活云々関係なく、腸活はこれからも健康のために続けよう。


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